10月19日(火) 職員玄関の花瓶に生けられた「ローゼルの実」(校長先生より)
- 公開日
- 2021/10/19
- 更新日
- 2021/10/19
校長室
中中生のみなさんは、「ローゼル」という植物を知っていますか。現在中部中の職員玄関に飾られているのが「ローゼル」という植物の実です。
「ローゼル」は、本来多年草に属する植物で、原産国の暖かい国などでは、まるで木のようにグングン育つそうですが、日本の寒い冬の時期を越すことができないため、日本では一年草扱いになっているのだそうです。
「ローゼル」は、秋から冬の時期に、美しく大きな花を咲かせます。ローゼルの花びらの色は、ピンクやクリーム色で、中心は真っ赤です。
「ローゼル」は、花を咲かせたあと、果実の部分をなかに包むような雰囲気で、濃い紅色のガクを形成します。一般的に「ローゼルの実」と呼んでいる部分は、実は果実とは違い、ガクなのです。
「ローゼル」のガクは、美しい赤い色をしていて、料理にしても美しい色を保ちます。
「ローゼル」のガクは、栄養成分にも富んでいて、ハイビスカスティーやジャム、塩漬けなどに利用されるのだそうです。
「ローゼル」は、毎朝新しく花を咲かせるので、その特質から「常に新しい美」という花言葉が生まれたそうです。中中生のみなさんも、一度「ローゼル」という植物を調べてみてください。