10月4日(月・代休日) 銀杏(ぎんなん) (校長先生より)
- 公開日
- 2021/10/04
- 更新日
- 2021/10/04
校長室
今日の散歩の途中で、イチョウの木を見つけました。たくさんの銀杏(ぎんなん)が下に落ちていました。青いビニールシートが一面に引いてあり、銀杏(ぎんなん)を収穫中でした。
イチョウの木の実である銀杏(ぎんなん)は、葉が黄色く色づく10月から11月が旬(しゅん)とされています。これは紅葉が美しい時期より少し早い季節ですね。そして、銀杏(ぎんなん)が旬を迎える季節は、その実が最も臭い時期と重なっているそうです。これは銀杏が種子として落ちる際に、果肉に覆われているからだそうで、私たちが見慣れているのは種子部分なのです。つまり、落ちている銀杏(ぎんなん)には、果肉がついているので臭いが強く、さらに肌につくと落とすのに苦労するうえに肌のトラブルにつながることがあるそうです。
銀杏(ぎんなん)を素手で触るとかぶれることがあるので、絶対に素手で触ってはいけないそうです。
銀杏(ぎんなん)は臭いが強く苦手だという人もいますが、手間をかけるとおいしくいただける秋の味覚ですね。旬の時期には、割れ目をつけて封筒に入れ、電子レンジでチンをして食べたり、茶わん蒸しに入れて食べたりすると、とてもおいしいですよ。まさに秋の味覚です。