9月20日(月・祝)「敬老の日」ってどんな日 (校長先生より)
- 公開日
- 2021/09/20
- 更新日
- 2021/09/20
校長室
9月の第3月曜日は「敬老の日」です。社会をささえてくれたお年寄りを敬(うやま)い、これからも長生きをしてください、とお祝いをする日です。
もともとは、敬老の日は9月15日だったそうです。兵庫県のある村の村長が、9月15日を村のお年寄りを大切にする「年寄りの日」として敬老会を開いていました。これが、1966年に「敬老の日」として、国民の祝日になったそうです。
日本では、昔からたくさんの長生きのお祝いがあります。ある決まった年齢がくるごとにお祝いをしてきたのです。
「60歳」・・・「還暦(かんれき)」
干支(えと)は60年で一回りします。生まれた年の干支がまた戻ってくることから「赤ちゃんにかえる年」として、赤いずきんやちゃんちゃんこなどを贈ります。
「70歳」・・・「古希(こき)」
中国の昔の詩人のことば「人生七十古来稀なり(じんせい しちじゅう こらい まれなり)」からつけられました。
「77歳」・・・「喜寿(きじゅ)」
「喜(き)」の漢字をくずして書くと「七十七」に見えることからつけられました。
「80歳」・・・「傘寿(さんじゅ)」
「傘(かさ)」の漢字をくずして書くと「八十」に見えることからつけられました。
「88歳」・・・「米寿(べいじゅ)」
「米(こめ)」の漢字をばらばらにすると「八」「十」「八」になることからつけられました。
「90歳」・・・「卒寿(そつじゅ)」
「卒(そつ)」を簡単にして書くと「卆(そつ)」です。これをばらすと、「九十」になることからつけられました。
「99歳」・・・「白寿(はくじゅ)」
「百(ひゃく)」の漢字から「一(いち)」をとると「白(しろ)」になることからつけられました。
「100歳」・・・「上寿(じょうじゅ)」
「最上位(さいじょうい)」という意味からつけられました。
きっと中中生のみなさんも、「還暦(かんれき)」という言葉は耳にしたことがあるのではないかと思います。もし、おじいちゃん、おばあちゃんがいる人は、こういった決まった年齢になったら、お祝いをしてあげてくださいね。