8月2日(月)全校出校日オンライン集会 校長先生のお話 明確な目標設定
- 公開日
- 2021/08/02
- 更新日
- 2021/08/02
校長室
本日、オンライン集会で校長先生のお話がありましたので、お話の概要を紹介します。
<校長先生のお話の概要>
あっという間に8月になった。夏休みも半ばにさしかかっていくので、今の段階で自分が設定した目標に向かって、順調に進んでいるのか進んでいないのかをしっかりと振り返ってほしい。順調に進んでいない人は、もう一度目標を見直してほしいと思う。
人は目標が明確になっていると、そこにたどり着くまでの道のりが険しくても、「何とか達成しよう」と考え行動するものである。これがやる気を高める源となる。
また、明確な目標を設定し、立てた目標をクリアしていく過程で、一段階自分自身がパワーアップするのである。
たとえば「人生という名のデパート」があるとする。
1階はバーゲンセールの会場である。たくさんの人が押し合いへし合いしながら先を争って買い物をしている。ほとんどの人は、同じ階をあたふたと動き回っているだけである。
一方、1階で立ち止まらずに2階、3階を目指す人たちがいる。
不思議なことにエスカレーターに乗れる人と乗れない人がいるのである。
この違いはどこから生まれるのだろうか。
・一階で立ち止まっている人・・・その日、その場をなんとかしのいでいる人
・上の階を目指す人・・・・・・・目標を持って、常に一歩先を見据えている人
と考えられるのではないだろうか。
「目標」こそが、この「スカレーター」の正体なのである。したがって「目標」を持たない人にはこの「成功のエスカレーター」は見えないのである。
目標を設定し、課題をひとつひとつクリアしながら、上の階に進み、自分自身をパワーアップしていくのである。
この話をするとき、ある野球選手が思い浮かぶので一つの例として紹介をする。
その選手はアメリカ大リーグの大谷翔平選手である。現在ピッチャー&バッターを両立する「二刀流」選手として大リーグでも大活躍しているし、最近ピッチャーとしてだけでなく、ホームランをポンポン打つことでも話題になっている。
大谷選手は、花巻東高校出身で、高校生の時から目標設定をきちんとし、それに向けて努力をする選手であったことは有名な話である。
大谷選手が、花巻東高校で作成して実践していた「目標設定シート」を紹介する。
中心部が「達成したい目標」であり、外枠は中心部の達成したい項目の「達成の要素」である。
「明確な目標を設定し、達成のための課題をひとつひとつクリアして進めば、遅かれ早かれ目標に到達する」のである。もう一度自分自身の夏休みの目標を確認し、心機一転がんばっていってほしい。