中部中日記

7月2日(金)選手激励会 校長先生のお話

公開日
2021/07/02
更新日
2021/07/02

校長室

今日の午後、夏の大会に向けて、選手激励会が開催されました。校長先生のお話がありましたので、その概要を紹介します。

<校長先生のお話の概要>
 
 昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、激励会ができなかった。今年はこうして激励会を開催し、選手のみんなを激励して大会に送り出せて本当によかった。
 いよいよ明日から夏の大会がスタートする。3年生は新型コロナウイルスの影響で昨年度は新人大会が開催できなかったので、初めての大きな大会出場となる部もあると思う。
 大会になると緊張して、個人としてもチームとしてもなかなか日頃の力が出せなくなることがある。 日頃の練習してきたことが試合できちんと出せるかがポイントである。
そのためには、心を整え、体調を管理していくことが大事であるし、試合に向けて調整していくことが大事である。
 
 体操の内村航平選手を知っているだろうか。内村航平選手は、これまで3度のオリンピックに出場した。
2008年北京五輪、2012年ロンドン五輪、2016年リオデジャネイロ五輪の3つの五輪で、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金3個、銀4個)を獲得している。
 世界体操選手権では、個人総合6連覇を含む19個のメダル(金10個、銀5個、銅4個)を獲得している。
まさに日本の大エースであった。しかし、2019年4月の全日本選手権では全身のけがに苦しみ、衝撃の予選落ちを喫した。この時、内村の時代は終わったと言われ、東京五輪は絶望的と言われた。
 しかし、得意の鉄棒に絞ってどん底から這い上がり、4度目のオリンピック出場を果たしたのである。内村選手は、いつも練習の大切さを語っている。

試合でうまくいくためには、練習がすごく大事です。
最高の準備をすれば、最高の結果が出せる。
(体操 内村航平選手のことば)

自分たちが練習でやってきたことをはるかに上回るものは、基本試合では出ないと考えた方がよい。
大事なことは、試合に向けて自分たちの力を100%出せるように心と体の調整をすることである。

 内村選手が言うように、最高の準備をすれば最高の結果が出る。夏の大会では、悔いを残さず、全力でプレーをしてきてほしい。中中生の活躍を期待している。