5月6日(水・祝) 今日の故事成語は「塞翁が馬」
- 公開日
- 2026/05/06
- 更新日
- 2026/04/28
校長室
【塞翁が馬(さいおうがうま)】
「いいことがあったと思ったら、すぐに悪いことが起きた……」
「逆に、最悪だと思っていたのに、結果的にはラッキーだった!」
そんな経験、誰にでもありますよね。今日は、そんな人生の予測不可能な面白さを教えてくれる「塞翁が馬」を紹介します。
🐎 どんな意味?
意味:人生の幸・不幸は予測できず、何が幸せで何が不運かは後になってみないとわからないこと。
「ツイてない!」と思うことが、実は将来の「ラッキー」につながる種になっているかもしれない。逆に、今「最高だ!」と思うことが、思わぬトラブルの引き金になるかもしれない。だから、目の前の出来事に一喜一憂しすぎなくていいんだよ、という教えです。
📜 由来は、おじいさんと馬の不思議な話
昔、あるおじいさんの飼っていた馬がどこかへ逃げ出してしまいました。近所の人は「かわいそうに」と同情しましたが、おじいさんは「これが幸せのきっかけになるかもしれないよ」と言いました。
数日後、その馬がなんと立派な馬を連れて戻ってきたのです!みんなが「よかったね!」と喜ぶと、おじいさんは「これが不運のきっかけになるかもしれない」と言いました。
その後、おじいさんの息子がその馬から落ちて足を骨折してしまいます。みんなが「大変だ」と心配すると、おじいさんは「これが幸せのきっかけになるかもしれない」と言いました。
その直後、戦争が始まり、村の若者たちが次々と徴兵される中、息子は足の怪我のおかげで兵役を免れ、命が助かったのです。
✨ 今のあなたに必要な「心のもち方」
この話を知っていると、日常の景色が変わってきます。
失敗したとき:
「ああ、終わった……」と落ち込む前に、「この失敗が、将来どんな『良かったこと』に繋がるんだろう?」と少しだけ視点を変えてみてください。
うまくいっているとき:
浮かれすぎず、「今のこの状況を大事に続けよう」と謙虚な気持ちをもってみてください。
🌟 どんな時も、どっしりと。
「塞翁が馬」は、決して「何もしなくていい」という意味ではありません。「どんな結果が出ても、それを次の糧にして生きていこう!」という、タフでしなやかな心を教えてくれているのです。
もし今、何かに悩んでいても大丈夫。それはまだ「結果」ではありません。この物語のおじいさんのように、ゆったりとした気持ちで、今日という一日を楽しんでいきましょう!