9月1日(月) 2学期始業式 校長式辞
- 公開日
- 2025/09/01
- 更新日
- 2025/09/01
校長室
多目的室と各教室をオンラインで結び、2学期の始業式を行いました。校長式辞を紹介します。
◆2025年度 2学期始業式 式辞◆
44日間の夏休みが終わりました。みなさんにとって充実した夏休みになったでしょうか。私にとって長い夏休みは、みなさんの近くにいられる時間が短く寂しい思いをしていましたが、部活動の大会で活躍する姿や、練習や作品づくりに一生懸命取り組む姿を見て、とてもうれしく思っていました。いよいよ2学期が始まります。みなさんの学習や運動をする姿、行事に取り組む姿、成長する姿がたくさん見られるのが楽しみです。
毎日の授業を大切にして行事を成功させるためにも、3つの目標を意識して生活してください。しっかりと目標を立てて「やりきる」、学校生活のリズムを早く取り戻して、時間を守り、場を清め、礼を尽くす「凡事徹底」、そして、周りの人の気持ちを考えてあたたかい雰囲気をつくる「思いやりの心」。「やりきる」「凡事徹底」「思いやりの心」を大切にして、2学期も「誇れる中中」を生徒のみなさんと先生たちで築き上げていきたいと思います。
2学期は、新人大会や体育祭、合唱コンクールなど、協力することやチーム力が重要となる行事がいくつかあります。これまでの土台をさらに大きな絆へと発展させ、感動をつくりあげてくれることを大いに期待しています。一生懸命がゆえに、うまく思いが伝わらず、人間関係で悩むことがあるかもしれません。また、とても長い学期ですので、友達とのトラブルやいじめ等で辛い思いをしていたり、苦しんでいたりする仲間をきっと見かけることがあると思います。そのときは、声をかけ、寄り添ってほしいです。また、辛いときは、一人で抱え込まず、周りを信じて訴えてほしいと思います。中部中学校は、困っている友達に気付いたら、みんなで支え合う温かい学校をめざしています。何か気付いたことがあれば、声をかけること、そして、先生たちにも教えてくれること、このことを2学期もよろしくお願いします。
最後に3年生へ。明日iテストがあります。いよいよ進路に向けて大切な時期にもなってきます。部活動で後輩たちに示した「結束力」「あきらめない心」「周りの人を大切にする姿勢」などを自分の進路にも生かし、充実した2学期にしてくれることを願い応援しています。
以上、2学期始業式の式辞といたします。
2025年9月1日 一宮市立中部中学校長 長谷川伸弘