3月20日(月)卒業式
- 公開日
- 2023/03/22
- 更新日
- 2023/03/22
学校のひとこま
52名の卒業生全員が参加し、卒業式を挙行することができました。
感謝申し上げます。
〜校長式辞〜
学校の桜がほころび始め、穏やかな春を期待させる今日の佳き日に、第76回一宮市立朝日東小学校卒業式を挙行できますことを心から嬉しく思います。(来賓へのお礼略)
52名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。いま、一人一人に卒業証書を手渡しました。卒業証書を受け取る皆さんの瞳には、緊張の中にも強い決意が感じられ、とても頼もしく思いました。
みなさんは自慢の6年生です。本館の3階の6年生のフロアーに行くと、温かな空気間の中で皆さんが生活しているのを感じました。今年は最上級生として、学校生活全般にわたり、リーダーの役割を果たし、下級生に模範を示してきました。
自分から先にさわやかなあいさつをする姿。
教わる立場から教える立場となり、集中して練習を重ね、運動会で披露した躍動感あふれる朝東ソーラン。
通学団のリーダーとして、優しく声をかけていた登下校での様子。
黙働を率先して行い、いつも学校を美しく掃除してくれた姿。
こうした卒業生のみなさんの歩みは、「笑顔いっぱい 元気いっぱい 学びいっぱい」を合言葉に「もっといい自分」となって輝く朝東っ子の伝統として、これからも引き継がれていくのだと思います。
みなさん一人一人がかけがえのない存在で、そこにそうしていてくれるだけで愛おしいです。家族の方もきっと同じ気持ちだと思います。これから先、良いことや楽しいことばかりではなく、時には苦しいことが立ちはだかるかもしれません。小学校を卒業して次の1歩を踏み出すみなさんに次の言葉を贈ります。
「本気になれば怖くない。本気になれば楽しい。本気になれば誰かが応援してくれる」
これから先、いろいろなことを選択していくと思います。何を食べようかや今日は何をしようかという日々の生活の中の選択もあれば、夢や進路についての大きな選択もあります。やるか、やらないかを決めることもありますね。
これから歩む道で、何かに迷ったら、ぜひ後悔しないほうを選んでください。勇気を出してまずはやってみることです。全力で、本気でぶつかってみてください。大丈夫。失敗しても大抵のことは、やり直せるものです。迷って足踏みしているときの自分とは、何かが変わってくるように思います。本気で取り組んでうまくいったことは自信になり、本気で取り組んでもうまくいかなかったことは経験になります。本気で取り組むと、楽しくなります。本気で取り組んでいることが伝わると、応援してくれたり、力になってくれたりする人が不思議と出てきてくれるものです。
「本気になれば怖くない。本気になれば楽しい。本気になれば誰かが応援してくれる」
皆さんなら、きっとできます。
それと共に、自分を支えてくださる方々への感謝の気持ちを忘れない、そんな人になってほしいと願います。
最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。お子様を慈しみ、大きな愛情をもって育てられたことに敬意を表します。また、本校の教育活動へのご理解と惜しみないご協力を賜りましたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
さあ、卒業生の皆さん、はばたきのときです。
卒業生52名の輝かしい未来が幸多きものとなるよう心からお祈りし、式辞といたします。
令和5年3月20日
一宮市立朝日東小学校長 木村安代