始業式に児童の皆さんは真剣な表情で臨んでいました。頑張ろうという気持ちがいっぱい伝わってきましたよ。始業式の後には、一宮市子ども写生大会で学年代表となった皆さんの表彰式がありました。おめでとうございます。

以下は、始業式での校長先生のお話の内容です。

　皆さんの元気な顔を見てとてもうれしく思います。長い夏休み中、大きな事故、けが、病気なく過ごせましたね。
　この夏休みは、皆さんにとってどんな夏休みだったでしょうか。１学期の終業式に話した３つのこと、１つめ、「あきらめないで、努力し続けよう」２つ目、「手伝いをしよう」３つ目、「かけがえのない自分の命を大切にしよう」について、自分なりに達成できたでしょうか。ここから皆さんの顔つきや、目の輝きを見ると、「大丈夫だよ、できたよ、頑張ったよ」と、私にうったえてくれている気がします。素敵な表情をうれしく思います。
　さて、今日から２学期が始まりました。
　２学期には、作品展、運動会、校外学習、学習発表会、６年生は修学旅行といろいろな行事があります。こうした行事で皆さんに心がけてほしいことは、「みんなで創り上げる」という気持ちを持つことです。たとえば運動会。練習のときからみんながひとつになって力を合わせることが大切ですね。「もっと良くしよう」という気持ちがあればきっとすばらしいものになります。特に６年生５年生には、「まず自分から」という気持ちで、下級生の子達をぐいぐい引っ張っていき、みんなで創り上げたという思いが残るように、がんばってほしいと思います。それだけの力を持った君たちです。期待しています。そういう６年生５年生に１・２・３・４年生はついていきましょう。
　そして、創り上げる時には、相手の気持ちを考え思いやることをみんな一人一人が心がけてください。人それぞれ顔かたちが違います。同じように性格も違います。得意なこと、苦手なことも人それぞれ。自分と違うからといって仲間はずれにしたり、からかったり、このくらいはいいかなとふざけていたずらをしたりするのは、やってはいけないことです。人の心を傷つけてしまいます。自分がされたらつらいですよね。それはいじめとして、先生たちは絶対に許しません。見て見ないふりをするのもいじめを認めていることと同じです。
　何かあったら一人で悩まず、家の人や先生、近くにいる大人に相談をしてください。必ず力になってくれます。２学期も一人一人が気持ちよく毎日を送ることができるように、思いやりの心がいっぱいの千秋東小学校にしていきましょう。
　最後に、秋という季節は何をするにもよい季節です。「まず自分から」という気持ちで、勉強にも運動にも、自分から進んで取り組んでいきましょう。２学期もまだまだ暑い日が続くと思いますが、熱中症など体調管理には十分に気をつけてください。そして、皆さんの活躍を心から楽しみにしています。