算数の学習 1年生 4月23日
- 公開日
- 2020/04/23
- 更新日
- 2020/04/23
1年生
本日は、算数の教科書8ページ、9ページについてお話します。単元名は「数と数字」です。子どもが1、2、3、4、5、6、7、8、9、・・・と数えられたら数のことを分かっているとは限りません。数字を順に言えることと数のことを分かることとは違うのです。
8ページをご覧ください。前ページまでの学びを生かして、帽子と数図ブロックを1対1に対応づけて、置きます。これが「1」だと教えます。次に、帽子の上に置いた数図ブロックをちりとりの上に置き換えます。これも「1」だと教えます。消しゴムやほうきに数図ブロックを置いて、これが「2」だと教えます。同様に、「3・4・5」について教えます。どんなものであっても、数図ブロックで1対1に対応づけてから見ることで数の概念を獲得していくのです。
このページでは、大きなものや小さなものであっても数図ブロックに置き換え、それを数字で「1」や「2」、・・・と言うことを学びます。
具体物→数図ブロック→数(これを数字で1や2、3・・・と言ったり書いたりする)と考えることができたら、逆に、数字を見て具体物の絵に描かせるなどの活動を取り入れると数についての理解がより深まっていくと考えます。
まだ、この段階では単位については考えません。数について分かることが重要なのです。
例えば、黒板に白い犬を3匹描いてこれが「3」だと教えます。そして、白い猫を3匹描いて、これも「3」だよと教えます。しかしこの段階では、白い動物が「3」だと思うかもしれません。次に、黒い犬を3匹描き、りんごを3個描き、自転車を3台描き、何を「3」とするのか理解を作っていくのです。つまり、1つだけを見せて「これが3だ」と教えてしまうと何を「3」とするのか、本当に理解しているかどうかは怪しいということです。
何かを理解するために例示をしていくことは算数・数学の学び方の基本です。この学び方を小さなうちに身につけておくことで、数学好きな子がたくさん育っていくと信じています。
1ねんせいのみなさん きょうも がっこうたんけんの じかんが やってきました。
きのうのこたえは 「しょくいんしつ」 でした。 ひろい きょうしつでしたね。
きょうの きょうしつは こうちょうせんせいが おしごとをする ところです。
こうちょうせんせいの なまえは おぼえていますか。
「わたなべ ひこなお せんせい」です。
こえに だして いってみましょう。 さんはい。
じょうずに いえましたね。
さて、 この きょうしつは なんという きょうしつ でしょうか。
こたえは あしたの おたのしみです。