センター日記

8月18日 小学校学習指導法研修(ベーシック講座)

公開日
2023/08/18
更新日
2023/08/18

夏季集中研修日記

7月28日(金)に開催された小学校学習指導法研修会(ベーシック講座)の振り返りを一部抜粋して掲載します。
参加された先生方、お疲れ様でした。
※個人情報の部分は一部修正しています

【201 小学校国語 (ベーシック) 】
 作文指導についてたくさんのことを知ることができました。
 基本的な、「いつ、どこで、だれが、何を、どうした」に五感で感じたことを追加して書かせることで、表現豊かな文章を書くことができることを知りました。
 また、作文には型があり、説明的作文、物語風作文、小論文型作文があります。
 それぞれには特徴があり、書かせるテーマによって、使い分けていくことで効果的になると思います。
 2学期には、国語の学習だけでなく、総合的な学習の時間などでも、文章を書くことが多々あると思うので、今回の研修で学んだことを生かして、児童に取り組ませていきたいと思います。

【202 小学校社会 (ベーシック) 】
 どんな授業でも導入の段階で、子どもたちの「知的好奇心」を高めることが大切である。
 子どもたちが「知りたい!」と思ったことは自分でも調べていく、と聞いて確かにそうだと感じた。
 子どもたちが授業を積極的に受ける姿勢づくりのためにも、導入部分を大切にしていく。
 「分かりやすく、納得できる授業」というのもなるほど、と思った。45分間の授業時間に、学んだことを理解し、応用できるまでに育てていきたい。
 特に勉強が苦手な子は、分からないことを溜め込んでしまう。
 そういったことがないように授業内で学びが完結できるように時間配分や授業の展開を考えていく。

【203 小学校算数 (ベーシック) 】
 模擬授業に参加できたことで、「子どもの声を生かした授業づくり」がとても分かりやすかった。
 自分の授業は、自分が話過ぎで、子どもの意見を誘導している感じだった。
 講師の先生は、子どもの声で授業を進め、組み立て、ふりかえりをしていて、とても勉強になった。
 問題文を読んで、今までなら式はどうなるかと発問していたが、「どう思う?」と抽象的に発問することで、児童から様々な意見が出てくることが分かった。
 他の人とは違う言葉を使うことを条件に入れることで、児童は他の児童の意見を自然と聞き、考えることができることが分かり、取り入れていきたいと思った。
 板書を児童の言葉からキーワード化することで、何が大切かわかり、ふりかえりもその言葉を使って、児童が自分なりにまとめることができることが分かった。児童の発言を教師がうまくまとめ、可視化することがとても重要と感じた。
 今回学んだことを2学期から生かしていきたいと思った。