今日の献立は、牛乳、ご飯、野菜春巻き、中華和え、中華卵スープ　です。

　給食のご飯は「あいちのかおり」という品種です。「あいちのかおり」は、高温多湿な気候の愛知県でもつくりやすく、おいしい米を目指し開発された品種です。米の品種改良は、ある品種のめしべに別の品種の花粉をかけ合わせて、交配させることからスタートします。その後、交配でできた種をまいて育て、できたたくさんの米粒から品種改良したい目的、例えば味が良い、病気に強いなどに合うものを選んでいきます。その後、「固定」と言って目的に合うものを選び、育てることを５～６回繰り返し、ようやく品種改良が完成します。品種改良には、１０年以上の期間がかかると言われています。地道な努力の上でおいしい米が食べられるのですね。