4月7日(木)始業式 式辞 〜校長室より〜
- 公開日
- 2022/04/08
- 更新日
- 2022/04/08
Diary
始業式 式辞
新2・3年生のみなさん、進級おめでとうございます。
新入生と同様、今、新たな決意を胸に、式に臨んでいることと思います。
先ほどの式辞でも述べましたが、夢や目標を抱き、それに向かって突き進んでいきましょう。どうせ無理だと最初から決めつけないで、あきらめず少しでも行動を起こしてみましょう。行動に移さない限り、何も起きませんから。夢は大きければ大きい方が良いです。
ただ、初めからそれをクリアすることが難しいのであれば、まずは、小さな小さな目標を立ててみましょう。一つクリアしたら、また次の目標へチャレンジです。夢の方から、自分に近づいてくれるように、精一杯がんばっていきましょう。
続いて、4月1日に私が学校のホームぺージに書いたことをお話します。
中には、もう読んでくれた人もいるかもしれません。私は、この二中が、
“Love&Beauty”であふれる学校 になればいいと思っています。
一つ目の「love」愛は、本当に大きなもので、目に見ることはできず、心で感じるものです。
まずは、自分を大切にする愛です。命を大切にし、自分をぜひ好きになってください。次に相手や他人をいたわり、大切にする愛です。ですから、いじめは絶対にしてはいけません。また、家族を大切にする愛。物を大切にする愛です。自分の持ち物、友達や学校の物を大切に扱うことです。そして、地域の人たちや郷土への愛。世界中の人への人類愛です。人は決して一人では生きていけません。周りの人たちに支えてもらっています。いつもまわりに感謝しながら生きていきましょう。
さらには学びです。向学心は、英語でLove of learningと言いますから、勉強にもloveが使われています。もちろん、スポーツや音楽への熱い想いもloveです。夢や目標をもってチャレンジする力もloveだと思います。つまり、loveは私たちに必要不可欠なものと言えますね。
二つ目の「beauty」美ですが、整理整頓され、掃除の行き届いている美しい環境で生活をすることで、心が落ち着き、ゆとりが生まれ、物事に対してじっくりと考えたり、取り組んだりすることができます。それと同時に、心地が良くなります。
そして、礼儀正しく、あいさつなど当たり前のことをしっかりと行ったり、人にやさしく接したりすることで、美しい心の持ち主になります。
また、美しい音楽・風景・言葉・作品・人の姿など、美しいものに感動することで、感性が磨かれます。
生徒のみなさん、たくさんの愛を感じ、与えあえたらいいですね。そして、いつも人間的な美しさを求めて過ごしていけたら、二中は、日本一あたたかく、Love&Beautyがあふれる素敵な学校になりますね。みなさん、一緒に、愛と美で、人間力を高めていきましょう。
さいごに、二中には、創意あふれる生徒総会、他校では見られない迫力の体育大会、団結の合唱コンクールなど、素晴らしい伝統がたくさんあると、前任の芳賀校長先生からうかがいました。今から、みなさんの活躍する姿がとても楽しみです。
昨日も、2、3年生のみなさんが新入生のために式場の準備や清掃を一生懸命してくれました。さっそく新入生に対するlove&Beautyを感じることができました。本当にありがとう。
一宮市立尾西第二中学校 校長 戸田恭子