東風日記

7月19日(金)話し方・聞き方のこつ 応用編

公開日
2024/07/19
更新日
2024/07/19

学校の様子

 終業式、校長式辞の「話し方・聞き方のこつ」のポイントを紹介します。下平久美子さんから学んだ話し方・聴き方のコツの続編、今日から応用編です。
 同じ「きく」でも3種類あります。「聞く」「聴く」の2つはわりと簡単に出てきます。もう一つ分かりますか?
 「訊く」です。表意文字である漢字を見ると意味の違いも分かります。「聞く=門の中に耳が入っているから、自分の考えや感性できく」「聴く=門を取り去り、耳を大きく相手に向けてきく。「訊く=言編(ごんべん」だから言葉を使って問いかける」
「聞く」は受動的だけど、「聴く」は積極的、「訊く」は能動的で相手を理解しようとする思いが伝わるからコミュニケーションには重要だよ。目も心も傾けて気持ちに沿うのが傾聴です。
 傾聴の基本は5つです。1 聴く姿勢を示す。2 最後まで聴く 3 正確に聴く 4 「真意」を聴く 5 「意見」を聴く。
 まずは相手が話したくなる姿勢を示し、途中で遮らず正確に聴くこと。そして、自分とは違う相手の気持ちや考えを聴き、受け止めよう。自分の知識や視野も広がるはず。これで好感ももたれること間違いなしです。