東風日記

7月18日(木)1年生 心の詩集2

公開日
2024/07/18
更新日
2024/07/18

1年生の様子

 1年生の詩です。中学生のみなさんにはさらに詩を身近に感じてほしいと願っています。季節の移ろい、出会いのときめき、街の景色。詩の対象は無限で、誰もが楽しく挑戦できるものです。このすてきな詩集をきっかけに新たな世界の扉を開けてくれたらと思いました。

「そら」
青いそら 白いくも
その母の心のように 広い青いそらで
受け止めてくれる ぼくの心
神秘的な夜の暗さ
その中、一つ一つ光っている星々
まるで父のような静かな空気が
あらってくれる ぼくの心を
そして その神秘的な夜のそらが明け
青いそらと共にまた始まる
ぼくの日々


「才能」
一つの大陸を見ていると
「我が国」以外が輝いて見える

どこかの誰かが見方を変えると
「どこかの誰か」以外輝いて見える

また、他の誰かが見方を変えると
「他の誰か」以外輝いて見える

自分にある「才能」は、相手からしかわからない
世界は常に、才能を教えてくれる「誰か」のおかげで成り立っている


「にじいろのたま」
まほうのつえを
ふいてみると
にじいろのたまの
わたしが生まれる
あのひつじ雲にとどくくらい
ぷかぷかと
空をとんでゆく
まわりをみてみると
こどもたちがよろこんでいる
うまれかわるなら
こどもになりたいー