1月9日(火)言葉には力が宿る
- 公開日
- 2024/01/09
- 更新日
- 2024/01/09
学校の様子
始業式での校長式辞の一部を紹介します。
自分自身が信念をもって口に出した言葉には、パワーがあります。言い続ければ、必ずその通りになるのです。「〜になりたい」と言えば、なりたい状態の自分であり続けます。「〜なる」「〜なった」と言い続ければ、本当に実現するのです。
「言葉に意味をもたせる。言葉には力が宿る」と聞くと、バスケットボール日本代表の渡辺雄太選手を思い出します。昨年のワールドカップ予選前に、渡辺選手は「パリオリンピックの切符がとれなかったら代表引退」と発信しました。その言葉はチームメイトに覚悟をもたせ、チームの心を一つにしました。言葉で言うことは簡単です。でもだからこそ、渡辺選手は言葉に意味をもたせるために、自分の行動に気を付けました。行動が伴ってこそ、言葉に本当に意味が生まれてくると信じていたからです。代表チームでは自分がだらしない行動は絶対にやらないように心がけました。NBA選手だからと言って頭ごなしにいっても誰もついてきてくれません。ゴール下の泥臭い部分で体を張ったり、無駄になっても味方のフォローに走ったり。エースと呼ばれる選手が地味な動きをやることで信頼を勝ち取ることができたそうです。
さあ、皆さんは、どんな信念をもって、何を言い続けますか?新年を迎えた今、気持ちを新たにじっくりと考えてください。最高でパワフルな一日一日を積み重ねていきましょう!