学校日記

3月24日(月)1・2年修了式 サクラ日記

公開日
2025/03/24
更新日
2025/03/24

校長室から

1・2年生はぞれぞれ一年間の課程を修了し,次の学年へと進級します。

サクラの芽は,かなり開いてきました。青木川のサクラも校庭のサクラも,赤みを帯びた芽が増えました。

生徒指導担当からは,以下のような話をしました。

・何が一番印象に残っているか

・靴の整頓が友達の分までできる人が増える,顔を見て挨拶する人が増えるなど、それぞれが成長した

・元気に1年間を過ごせたことがうれしい

<春休み>

①事故に遭わないよう気をつける

②犯罪にあわない関わらない

③SNSやスマホの正しい使用 デジタルは消えず勝手に広がる

安全指導担当からは以下のような話をしました。

・今年度の良かった点と改善の必要な点

◯標識を意識できるようになってきた。施錠忘れが少なくなった。

▲ヘルメット未装着者。歩行走行時のルール

・春休みはいつも以上にルール・マナーの徹底を。

修了式にあたって,校長からは以下のような話をしました。

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卒業式では,情報技術の発展と言葉を扱う技術,キャッチボールの大切さについて話をしました。皆さんも,今年自分から口に出した言葉とその場面を思い返してください。

登下校時,地域の方への挨拶や会釈と笑顔,学校での友達や先輩・後輩,先生との会話や投げかけた思い,見方・考え方,家での家族とのやり取りなど,自分が発した言葉と共に,相手が受け取ったときの表情や返答は思い返せますか。

言葉は,あなたという幹や枝から,相手に舞い降りる葉です。タイミングや伝え方,内容によって,邪魔にも肥しにもなります。すなわち,自ら放った言葉の責任を必ず見取ることが大切で,会話から対話,議論など,目的や場に応じて心の持ち様を変える必要があります。

言葉を受け取る側の技術にも磨きをかける必要があります。相手が発した言葉はその人自身だけのためのものなのか,誰かの何かのためのものなのか。どちらも考えて受け取ることで,不必要な摩擦を減らすことができます。言葉が足かせとなることなく,共に前に進み続けることができるはずです。

論語には言葉や人との関係のあり方に関する深い教えがたくさんあります。

「巧言令色、鮮(すく)なし仁。」という言葉があります。これは、「上手な言葉や外見で人を取り繕うような人は、真の仁徳(人を思いやる心)が少ない。」という意味です。言葉の巧みさや見た目だけで人を判断したり、人を欺いたりしないよう、真心を持って接することの大切さを説いています。言葉にはいつも真心を持っているべきです。

「徳は孤(こ)ならず。必ず隣あり。」 という言葉もあります。これは、「徳を備えた人は孤立しない。必ずそれに共鳴する人が現れる。」という意味です。よい行いが周囲に影響を及ぼし、よい関係を築いていくということを示しています。自分,他者,社会のいずれにとってもよい行いかどうかを行動の基準にすべきです。

さらに,「人の己を知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患うなり。」という言葉は, 自分が他人に理解されないことを嘆くのではなく、自分が他人を理解できないことを憂うべきだという意味です。人間関係において、自己中心的ではなく他者を理解しようとする姿勢が大切だと説いています。他者を理解した上での言葉は,互いによりよい社会をつくったり支えたりしていくもとになるはずです。

皆さんは,毎年,自分の身を置く場所が変わります。中学校までは,ある程度知った人たちの中,卒業後は,ほとんど知らないが同年代の中,働くようになれば,様々な環境や年齢の人たちの中に身を置きます。

毎年の学級を基盤にして,一年一年そこから飛び立って羽ばたく力をつけてほしいと思います。令和7年度は4月9日から始まります。この一年の整理を3月中に,次の一年に歩む道を4月に入ったら思い描き,変化や困難に対応できる準備をしてください。もはやあなただけのものではない命を大切に,春休みを過ごしてほしいと思います。