9月2日(月)2学期始業式 学校に笑顔が戻ってきました
- 公開日
- 2024/09/02
- 更新日
- 2024/09/02
校長室から
生徒指導担当からは,「新しい学期のスタート 気持ちを切り替えて」「2学期頑張ってほしいこととして,自ら考え行動する」「3年は自己の進路選択、2年は学校の中核として、1年は本物の中学生らしさ」「失敗や悩みは成長に大切なもの 抱えきれないものは周りを頼って必ず相談を」と話をしました。
新人水泳大会の表彰伝達を行いました。
SSH報告会では,参加者した生徒が,「ざんねんないきもの事典」の著者今泉氏の講演内容について,学んだことを発表しました。
生徒会執行部からは,体育祭に向けて,生徒会だよりの発行についてお知らせがありました。
校長からは以下のような話をしました。
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40日余りの夏休みを終え,本日からまた,皆さんの日々の成長を見るのが楽しみです。夏休み前に皆さんにお願いした目標達成シートに何らかの振り返りをした人は,1年生43人,2年生36人,3年生13人でした。流れる時間に身を任せたり,向こうからやってくる現実や結果にさらされたりするのではなく,どんなことでもよいので,自分からつかみとっていく日々でありたいものです。
さて,福島第一原発におけるデブリ(デブリは溶け落ちた核燃料)採取延期の話です。。
ロボットを押し込むための5本のパイプの順番の間違いに当日気付いたという案件です。
当日まで誰も気付かなかったことが問題視されています。しかもこの作業は初めてのもののようです。
計画した人,装置であるロボットやパイプを作った人,接続した人,機器や作業を管理する人,作業完了状況を確認する人,報告を受ける人など,多くの人が一つのチームとして携わっていたはずです。
人為的ミスは意図せず起こるものですが,地域や日本の未来に向けてそれぞれの人が重要な役割を担っていたはずです。それぞれが責任感をもって職務に当たっていたはずです。
どうすれば,予定通りミスなく準備し,作業に移れたのか。これは私たちの今後に生かせるとても大切な話題だと思います。ぜひ,様々な角度から,どうすればよかったか,何をどうすべきかを友達と話し合ってほしいと思います。
そこで一つ,先日の講演会で聞いてきた内容から,ヒントになりそうなことをお話しします。
すべての結果は自分がつくり出しているという視点「自分が源泉」という言葉です。
自分が他者によってではなく,自ら成長することで,他者を支援したり,社会に貢献したりすることができるということです。
例として,生き方を変えた元プロ野球選手で,阪急,オリックスのマスコットのスーツアクターである島野修さんの話をされました。道徳の教科書にも採用されているようです。興味のある人は,調べてみてください。ほかにも,カンニング竹山さん主演のオレオレ詐欺防止コマーシャルも紹介していただきました。見てください。考えることがきっとあります。
この2学期は,「自ら」始めること,動くこと,続けることを大切にしてください。そして,そんな人と「共に」肩を並べて歩み,「互いに」支え合い励まし合うチームの一員となれるよう努めてください。
誰かの夢や希望,責任を果たそうとすることに,周囲の人がブレーキをかけてしまうのはあってはいけないことです。目と顔と心で互いに話を聞き,共に目的や目標が達成できるチーム千秋を期待しています。