学校日記

7月4日(火)集会

公開日
2023/07/04
更新日
2023/07/04

校長室から

今日の集会は、先日行われた西尾張陸上競技大会の表彰伝達、保健委員会、生徒会からの話でした。

保健委員会からは、熱中症を防ぐために、服装(上着の着脱)の役割や熱中症予防講座の振り返りをしました。

生徒会からは,会長が体育祭に向けて準備を始めること、表紙絵、スローガンの募集についてお知らせをしました。

校長からは以下のような話をしました。
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1学期のまとめの時期に入っています。
今日は特別な日についてお話をしたいと思います。

特別な日は、誰にでもあると思います。
誕生日や家族と旅行した日、自分の目標が達成された日などが多いと思いますが、その逆に忘れたいの日もあるかもしれません。
ここで考え、今後に生かしてほしいことがあります。
特別な日のほとんどは、自分の捉え方によって刻まれる記憶によって決まっていくということです。

私は、小学校3年生のときに、利き腕の右腕を骨折しました。この怪我のことだけを取り上げると、良くない特別な日になります。当時、産休に入った担任の先生の代わりに担任していただいた先生のテストを受けたときの優しさや、ギプスがとれてから通った、腕を真っすぐ伸ばし筋力を回復するためのリハビリやマッサージへの興味関心により、まんざらでもない特別な日に思えるようになっています。ずいぶん前のことなので記憶はあいまいかもしれませんが、良い意味で今の自分の一部となっています。

記憶は自分でコントロールできると考えます。もちろん、他人や環境にコントロールされることもあります。さまざまな記念日には、人の願いが込められています。生まれたことを喜び、お祝いしてくれた人がいたからこそ誕生日が記念日になり、特別な日として認識されるようになります。命の尊さについて再確認する日といってもよいかもしれません。

これまでの学習や人との関係、自分にとってどんなプラスをもたらしたか、今後の自分にどう生かされ、未来を変えていくかを考え、そのイメージを記憶することによって、明日の見え方や迎え方が変わります。