学校日記

5月30日(火)集会・学校行事に向けて

公開日
2023/05/30
更新日
2023/05/30

校長室から

今日の集会は,表彰伝達,環境委員会と生活委員会からの連絡,3人の教育実習生の挨拶でした。
環境委員会からは,清掃活動おける黙働,時間いっぱい仕事を探して取り組むこと,すみずみまで目を配って取り組むことについての話でした。
生活委員会からは,自転車と歩行者が一緒になって登下校することや3列走行・歩行を見かけることへの注意喚起,気付かず行動している場合はお互いに声を掛け合おうという話でした。
1時間目は,3年生は修学旅行の直前確認,2年生はキャンプファイヤーで見せるスタンツの練習,1年生は校外学習で触れる国や食に関する調べ学習をしました。

集会での校長からの話は以下の通りです。
========
中間テストが終わり,テスト範囲表のそれぞれの項目に達成度をチェックしたでしょうか。
勉強の計画をした段階で,自身の達成状況をチェックしたでしょうか。
何事も始め方が肝心です。始め方をしっかりすれば,終え方も見通せるはずです。
次回のテストに生かしてほしいと思います。

さて,今週は修学旅行と校外学習,来週は野外キャンプです。
そこでしかできない学びがその時間にはあります。これまでの準備が意味ある活動につながることを願っています。一番大事なのは,心身の管理です。場所や環境が変わっても,平常心,正しい生活,「互い」に理解し合う関係で臨むことが大切です。

話は変わりますが,小学生のときには自分主体で毎日をひたすら楽しく生活することが比較的に多かったことと思います。中学生期になると,人とのかかわり方がより複雑になるとともに,自分自身もさまざまな感覚や見方で客観的に見つめることができるようになります。
「何者でもない自分」に不安感を覚える人もいるかと思います。
でも,「何者でもない」と思っている自分が,「何者かの自分になる」ことは,ほとんど人との関わりの中で価値づけられていくものです。
自分らしく,周囲の人を感じて「共に」生活していく中で,例えば,名前を呼ばれる,話しかけられる,目が合う,感謝されるなど,どの瞬間も何者かになった瞬間です。それを自分の居場所としてプラスと捉えるのか,内に向いてしまってマイナスと捉えてしまうのかで,その後の生き方が変わります。

学校生活ではもちろん,今週・来週の校外での学習でも,そういう視点で何者かの自分に出会い,プラスに捉えて進んでいってほしいと思います。