9月1日(木)2学期が始まり生徒たちが戻ってきました
- 公開日
- 2022/09/01
- 更新日
- 2022/09/01
校長室から
朝の登校から,教室の様子まで,生徒たちの活気ある姿が戻ってきました。
蒸し暑く,コロナ感染状況もまだまだ収まらないですが,朝起きてから,よく朝目覚めるまでの一日一日にしっかり意味を持たせ,それぞれの一歩が進められるよう期待してます。
以下は,2学期始業式で,生徒たちに話した内容です。
============
2学期は3学期制の中で授業日数が最も多い学期です。1学期には春休みと夏休み,3学期は3か月しなかなく,冬休みと春休みがあるからです。
2学期は1学期の校外での学習とは違って,校内で仲間と「ともに」磨き合い,力を伸ばす学期です。
今日は「寝る子は育つ」と「早起きは三文の徳」について考えたいと思います。
まず,「寝る子は育つ」です。
先日の本校ウェブサイトでも紹介しましたが,「睡眠すなわち寝ること」は成長に大きく影響します。ここでいう成長というのは,体はもちろん,学習,心や精神も含みます。
決まった時間から決まった時間まで眠るには,朝の光を浴びることから一日を始めることが重要だそうです。ここで「早起きは三文の徳」がセットになるのです。心と脳、そして体の準備を万全にして,中学校での活動を毎日しっかり刻んでいくには欠かせないことです。
日が短くなり,夜が長くなっていきます。秋から冬にかけて生活リズムを確立し,一年を通して習慣化できるよう実践していってください。
ちなみに,毎日時間をかけて勉強しても,思い出す活動や睡眠がしっかりしていなければ脳にはすり込まれてはいかないそうです。せっかくテスト前にがんばってテストである程度の成果をだしても実力にならないのは,こんなところに原因の一つがあるかもしれません。授業で学び,その日に簡単に振り返り,課題で再び思い出し,さらにテスト週間に記憶を呼び覚ます流れは理にかなっていると言えます。逆に言うとどれかが欠けてしまうと十分な成果は期待できにくくなります。
自分のために時間を確保するには,何かをあきらめなければならないかもしれません。
6時に起きて22時に寝れば,睡眠時間は8時間です。6時から22時までの,削れない,変更できない時間は,食事・歯磨き・入浴などと,平日であれば学校生活の時間です。これらを除くと家庭で自分で使える時間は,5〜6時間ぐらいでしょうか。この5・6時間の使い方を自分と家庭の状況に応じて「自ら」決めていく必要があります。
規則正しく過ごせば,学習や生活をするのにあれこれ考えたり悩んだりすることは減ります。心が安定して過ごすことができます。「互いに」気遣う余裕も生まれます。
この2学期は,睡眠の確保を課題とし,睡眠時間以外の時間の使い方を自分で決め,習慣化してほしいと思います。
============
写真は2学期をスタートした各学級の様子です。