学校日記

4月9日(木)1学期始業式を行いました

公開日
2026/04/09
更新日
2026/04/09

校長室から

入学式に続いて、新3年生の手早い片付けのあと、始業式を行いました。

昨年度より20名多い479名で始まった令和8年度です。

校長からは、全校生徒に向けて以下のような話をしました。

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 千秋中学校生徒の皆さん、入学、進級おめでとうございます。本年度も校長の内田正弥です。3月をもって7名の職員が転任され、この4月に7名の職員を迎えました。私たち職員合計41名が、「自ら」生徒の皆さんを支え導けるよう関わり、「共に」充実した学びや生活することで、「互いに」よい影響をし合って、我が千秋中学校と呼べる、そして、いつまでも大切にしたい母校となるよう努力していきます。


 世界各地では、戦争や紛争が一向になくなりません。学びたい子供たち、家族と暮らしたい子供たち、友達と笑顔で会話したい子供たちは、今どんな気持ちで生きているのかを想像すると心が痛みます。自分たちの幸せを追求し、自分たちを守ろうとしていることは確かですが、問題なのは、「自分たち」の範囲です。

 学校生活、地域生活、社会生活でも同じことが起きています。「自分や自分たち」が極めて狭い範囲で物事を捉えて考えてしまうことが往々にしてあります。閉ざされた価値観から生まれたことを人にぶつけて悲しませたり嫌な思いをさせたりし、幸せをはぎとっていく。「いじめ」もその一つです。誰も幸せになどならないし、幸せにすることもありません。

 自分の信念に基づいた行動が、すべての人が幸せの方に向かっているのかをよく考える必要があります。

 ありもしないことや傷つけることを吹聴したり、ネット上にあげたりする。何のために生まれ、何を目的に生きているのか理解しかねます。

 どうせなら、感動したこと、人を伸ばすことを発信すべきです。共感は、手を携えて支え合いながら生きていく力になります。


 次に、学習では、本年度も昨年度に引き続き、これまでの学習マナー5か条の向上に加え、コミュニケーション力の向上に取り組みます。「聴く力、伝える力、生かす力」のうち、「聴く」ことの質をレベルアップしていくことで、思考力、判断力、表現力の向上を目指します。


 そして、生活では、毎年、お願いしている自分と周囲との距離はどうでしょうか。互いに意識し合う範囲は広がったでしょうか。下を向いていては広がりません。自分の足元を見て、今の状況を振り返ることは大切ですが、それは一人のときにすればよいことです。人の中にいるとき、入るときは、前を見て、相手を知り、自分を知ってもらうようにしましょう。一番の方法は、相手に目と顔を向けた挨拶、そして会釈です。そこからすべてが主体的に始められます。


 さあ、2026年令和8年度のスタートです。8は末広がり、横にすると無限大。「自ら」の価値を信じて夢や希望を抱き、「共に」手を取り合って挑戦する毎日を送り、三歩進んで二歩下がっても、互いにプラス1の歩を進めて、みんなで成長する一年にしていきましょう。


令和8年4月9日 一宮市立千秋中学校長 内田 正弥