学校日記

4/7(水)羅針<校長室より> 令和3年度のスタートによせて

公開日
2021/04/07
更新日
2021/04/07

羅針<校長室より>

 春を感じる清々しい日差しのもと、新しく216名の1年生を迎えました。2年生206名、3年生209名を合わせ生徒総数は631名、教職員51名にて大和中学校の令和3年がスタートしました。

 1年生は、2月の緊急事態宣言の影響で、事前に中学校に招いてのオリエンテーションの機会がもてず、今朝校門をくぐる時の不安が小さくなかったここと察します。この点を十分に配慮し、慌てず、丁寧に一つ一つ中学校生活を始めていけるようにと、今朝、職員全員に確認をしました。保護者の皆様にも、何かと不安・不明なことがあるかと思いますが、思春期にあるお子さんに対して、学校と保護者が互いの考えや思い・願いを分かり合い、共有しあって向き合うことがいちばん大切なことだと思います。その点からも、何かありましたら遠慮なく学校へご相談ください。学校からも積極的に連絡させていただきます。

 中学校は、今年から新学習指導要領が完全実施され、より主体的で、より表現力・活用力のある生徒の育成をめざして授業改善を進めます。またそのためのツールの一つとして、一宮市では夏頃から一人一台のタブレット型PCを使った授業も導入します。
 学校は今、大きな変化の波の中にあります。加えて感染対策も、引き続き、その時々の状況に応じて講じていく必要があります。ですから、学校・保護者の連携の点から、学校はこの変化やその都度の対応を丁寧に説明していきたいと思いますし、保護者の皆さんにも、ぜひ変化していく学校について一緒に学んでください。
 その一助として、本校は、より迅速で正確な情報の提供と集約、相互の利便性の向上をめざして「学校と保護者との連携のデジタル化」を強く推し進めます。当面は試行錯誤が続きますが、保護者の皆様の声をききながら推進していきますのでご理解とご協力をお願いします。

 感染防止の観点から、制限や制約のある学校生活はまだまだ続きます。引き続きお願いすることも少なくないと思います。でも、学校の授業・行事・諸活動はできる限りの工夫をし、「節目や見せ場」を用意し、メリハリのある教育活動、生き生きとした生徒の姿を引き出せるよう展開していきます。5月からは学校公開も再開していきますので、子どもたちの姿、学校の姿をどうぞ見てやってください。

 子どもたちの成長を一緒に見つけ、認め、褒め、励まし、中学校生活3年間で自立へ導きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。