いちい信金アリーナAで、女子卓球部の新人大会が行われました。新体制で初の大きな大会。目標は市内ベスト４、来年度の夏の総体のシード権の獲得です。

　予選はグループリーグの総当たり戦、上位２校が決勝トーナメント進出です。相手は西成東部中、萩原中、木曽川中。これまで練習試合をしたことのないチームばかりで、データもなく、生徒たちも緊張気味な様子で試合に臨みました。
　西成東部中、萩原中との試合は、セットを落としながらも、なんとか勝ちを重ね、この時点で決勝リーグ進出を決めました。そして予選リーグ最終戦は、ここまで全勝同士の木曽川中対西成中。互いにセットを取り、取られの接戦でしたが、惜しくも西成中が競り負け、予選リーグは２位という結果で決勝トーナメントに進むことになりました。

　決勝トーナメント初戦は、くじ引きの結果、千秋中との試合に決まりました。夏休み中に練習試合を行っており、そのときに負け越したのが選手達の頭にあったのか、試合のは入りはスムーズではありませんでした。試合開始直後は自分たちの強みであるサーブからの３球目攻撃がなかなか決まりません。
　１番手、２番手が負け、あとはダブルス、４番手、５番手の勝負になりました。あと一人でも負けたら、終わり。精神的にも、かなり厳しい戦いでしたが、ダブルスがよく動いて勝ち切り、４番手が競り勝ち、５番手もなんとか勝ちました。目標であったベスト４進出です。

　準決勝は惜しくも負けてしまいましたが、その後行われた尾西一中との３位決定戦は危なげなく勝ち切り、市内３位で今大会を終えました。

　新チーム初の大会で、これだけの結果を残すことができたのは、日々選手たちが自分たちの卓球を研究し、本気で練習に臨んでくれたからだと思います。そして、その卓球へ真摯に向かう姿が評価され、今大会でさわやか賞も受賞することができました。

　よく頑張った西中女子卓球部！ただ、ライバルたちは、この戦いで感じた悔しさや、達成感から、大きく成長して来年度の夏大会に臨むと思います。慢心せず、我々も日々成長していきましょう。

　そして、朝早くから送迎やご飯の準備をしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。