学校集会で、本校が「交通安全優良校」として表彰されたことを紹介し、以下のように生徒に話しました。

　交通安全と聞くと、自分が中学生の時の交通安全教室を思い出す。その交通安全教室に来て指導をしてくれた若い女性の警察官の話を、45年たった今でも覚えている。
　その女性警察官は、こんな話をしてくれた。

「私は“運命の赤い糸”を信じています。人は将来結ばれるであろう人とは、お互いがまだ知り合っていない時から、すでに見えない赤い糸で結ばれているそうです。もし、中学生のあなたたちが、交通事故で亡くなってしまったら、将来結ばれるはずの大切な人は、どうなってしまうのですか？　もうこの世にはいないあなたを待ち続けるのですか？　私は、そんなことは絶対に嫌です。だから命を大切にしてください。自分のために、そして将来結ばれる愛する人のために…。」