4月17日(月) 侍ジャパンに学ぶ(任命式より)
- 公開日
- 2023/04/17
- 更新日
- 2023/04/17
校長室より
今日は、生徒会役員、各委員長、学級役員の任命式を行いました。その後、生徒に次のように話しました。
WBCで侍ジャパンが強かったのはなぜか。代表選手一人一人のレベルが高かったこもあるが、上手な選手ばかり集めても勝てるチームになるとは限らない。そこには、チームとしての力が関係している。
栗山監督は代表選手を招集してもキャプテンを指名しなかった。それは、一人一人が「自分がキャプテンだ」と思えば、チーム全体のことを考えるし、責任感も生まれ、力を発揮できると考えたからだ。
また、キャプテンには指名されなかったが、全体のことや若手選手のことを考えて行動し、影響を与えたダルビッシュ選手の存在が大きかった。
侍ジャパンには心の支えとなるリーダー的な存在の選手がおり、そのうえで一人一人が全体のことを考えてプレーできるチームだったからこそ、優勝という目標を達成し、見る人に感動をもたらしたのだと思う。
この侍ジャパンに学ぶならば、西成中でも、リーダーとして任命されていない人たちも「この学校をよくしよう」「この学級をよくするには、自分は何をしたらよいだろうか」と一人一人が考えて行動することが大切である。そして、各組織のリーダーを中心に、一人一人が学級や学校全体のことを考えて行動することで、過ごしやすい学級づくり、学校づくりを進めてほしいと思う。