12月23日(金) 三笘選手が教えてくれたもの(2学期終業式 式辞より)
- 公開日
- 2022/12/23
- 更新日
- 2023/03/24
校長室より
2学期終業式の式辞で、サッカーワールドカップ・カタール大会での日本代表の活躍について、生徒に話をしました。
サッカーワールドカップでは、三笘選手の鋭いドリブルや、「1ミリの奇跡」となったゴールラインぎりぎりでの折り返しが、世界中で大きな話題となった。
その三笘選手を大学時代に指導した監督は、「サッカーの技術向上への飽くなき探究心と、高い目標をもって達成するまで諦めない強い思いが、今の三笘選手の強さにつながっている」と語っている。
三笘選手は、大学時代からドリブルで相手を突破する1対1の練習を繰り返していたそうだ。そして、卒業論文のテーマを「ドリブル」に設定し、自分と他の選手の頭に小型カメラをつけてドリブルをし、違いを研究して技術を高めていったのだそうだ。
大学に入った時から、「日本代表で主力になる」「海外でプレーする」という目標を掲げ、そこに到達するために自分に必要な技術を研究して深めていった。先が見えず不安もある中で、その目標を見失わずに、努力し続けて継続することができた。それが彼の今の強さになっているということである。
「目標を持つこと」「目標達成のために必要なものを見つけ深めること」「諦めずに努力を続けること」を三笘選手は教えてくれた。