焼けるような暑さで、まさに夏本番という毎日が続いています。学校では一日中セミの声が聞こえてきます。その鳴き声をたどっていくと、茶色い翅のアブラゼミや、透き通った翅に黄緑色の線が入ったクマゼミを発見しました。
　自分が子どもの頃は、セミ捕りに行ってもアブラゼミばかりだった記憶がありますが、いつの頃からか自分の生活圏でもクマゼミを見るようになりました。セミの生息分布が変化してきているのでしょうか。
　そんなことを考えていると、2年生の国語の教科書に「クマゼミ増加の原因を探る」という説明文が載っていました。クマゼミが増加したことに気づき、その原因を調査や観察によって科学的に解明していました。
　疑問をとことん追究して解き明かす…、生徒のみなさんもこの夏休みを利用して、自分の疑問を追究してみてください。