中部中日記

4月7日(金) 入学式「みんなで築く 誇れる中中」(校長室)

公開日
2023/04/07
更新日
2023/04/07

校長室

【令和5年度 入学式 校長式辞より抜粋】
 この3年間は、コロナ禍で制限のある学校生活でしたが、みんなで知恵を出し合い、対策を工夫しながら乗り越えてきました。令和5年度は、コロナ禍での経験を生かしつつ、状況をみながら学校生活をより充実したものにしていきましょう。
 中部中の門を通ると、校舎の2階の渡りに掲げられた「みんなで築く 誇れる中中」の言葉が目に入ったと思います。この言葉は、30年程前の中部中の先輩たちから現在に至るまで、ずっと後輩たちへと受け継がれてきたものです。先輩たちは、中部中の生徒であることに誇りをもち、何事にも力を合わせて真剣に取り組むことで、今の中部中を築き上げてきたのです。
 そのほかにも、中部中には、大切にしている言葉があります。それは、「夢へのチャレンジ! やりきる中中スピリッツ」というキャッチフレーズです。この言葉には「中中生には、自分の目標をしっかりと持って、その目標を達成するために自分で決めたことをひとつひとつやり切ってほしい」という願いが込められています。
 中中生は自分たちの学校生活をよりよいものにするために、自分たちで考えて、行動する力を身につけていきます。昭和22年の開校からこれまでの長い歴史の中で、その時に在籍していた中中生が柔軟な発想を生かし、「中中っていいね」と自分たちが思える、まわりからもそう思ってもらえる「誇れる学校」づくりに力を発揮してきたのです。
 今日、みなさんは「中部中学校」という学校で、素晴らしい出会いをし、この先も多くの人と出会っていくことでしょう。新しい出会いを大切にし、素晴らしい仲間と、頼りになる先輩たち、指導してくださる先生方と共に力を合わせて、さらに誇れる中中を築いていってほしいと思います。

 令和5年4月7日
 一宮市立中部中学校長 伊藤基生