中部中日記

7月4日(月) オンライン学校集会での校長先生のお話

公開日
2022/07/04
更新日
2022/07/04

校長室

 本日、オンラインで学校集会がありました。校長先生のお話がありましたので、その概要を紹介します。

 <校長先生のお話の概要>
6月2日(土)、3日(日)と、一宮市総合体育大会が始まり、いくつかの会場をまわって中中生のがんばっている姿を見せてもらいました。
 中中の試合だけではなく、会場で行われているたくさんの試合を参観して思ったことは、勝っていくチームは特別に難しいことを行っているわけではなく、基本プレーを着実に行っているなあということです。
 基礎基本を大切にしていると、ミスをしないので相手チームが勝手に自滅していく感じがします。スーパープレイをしても、そのあと単純ミスをすればそれでプラスマイナス0となりますし、せっかく盛り上がったチームの雰囲気も単純ミスで沈んでしまいます。
 やはり何事も基礎基本の上に成り立っていますので、これから試合をするチームは「自分たちの力以上のスーパープレイを出してやろう」などと考えずに、基礎基本を大切にしたプレイやシンプルな攻め方を心がけてほしいと思います。
 このことは、スポーツだけに限ったことではなく、勉強も同じです。基礎基本が定着していないのに、発展問題が解けていくことはまずないと思います。7月、8月ともう一度、基礎基本の定着ということを意識して取り組んでほしいと思います。

 7月2日(土)の土曜日にJリーグの横浜F・マリノス対清水エスパルスの試合が、国立競技場で5万6千人のサポーターを集めて行われました。5万6千人の入場者数というのは、今シーズンのJリーグの最多入場者数であったそうです。
 この試合は、テレビ放送もされていましたが、先日中部中で講演会をしていただいた佐藤隆治さんが主審をしてみえましたね。5万6千人の前で試合をコントロールしていくというのは相当大変なことだろうと改めて思いました。
 佐藤さんが講演の中で次のように言ってみえました。

・夢や目標が絶対にかなうかというと、必ずしもそうとは言えない。しかし、やってきたことが無駄であったのか、損をしたのかというとそうではないと思う。
やってきた努力は、たとえ夢や目標がかなわなくても価値がある。たとえ今回はかなわなくても、次の夢や目標につながっていくのである。

・みんなの可能性は無限大である。自分自身が知らない可能性を秘めているので、「私には無理」とか「自分にはできない」と考えずに、自分磨きを続けてほしい。
 今は、ただの原石であっても、毎日コツコツとがんばって自分磨きをすれば、光輝く宝石になれると思う。

これらの佐藤さんのお話を参考にして、7月、8月を大切に過ごし、9月からワンランクレベルアップした自分自身になってほしいと願っています。