中部中日記

1月5日(水) 「初夢を見ましたか」

公開日
2022/01/05
更新日
2022/01/05

学校の様子

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中中生のみなさんは初夢を見ましたか。「初夢」という言葉から「年を越して見る最初の夢」と思われがちですが、現在では一般的に「1月2日の夜から3日にかけて見る夢」が初夢と考えられているそうです。歴史を振り返ると、江戸時代の文献には「大みそかの夜から元日の朝かけて見る夢」「元日の夜に見る夢」「2日の夜に見る夢」と3つの説があったそうです。しかし江戸時代中期からは、2日の午後に枕の下に敷くための宝船(たからぶね)の絵が売られたり、忙しい元日よりも2日のほうが落ち着いて眠ることができたりすることから、「2日の晩」に見る夢が初夢として一般的になったとある文献にありました。
以前にも紹介しましたが、初夢として見ると良いとされているのが、「一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)」という江戸時代のことわざです。
この理由については、以下の3つの説があるそうです。
・駿河国(今の静岡県中央部)の名物を順番にあげた。
・徳川家康が駿河国の「高いもの」を順番にあげた。鷹は富士山の近くにある愛鷹山(あしたかやま)のこと、茄子(なす)は初物の値段の高さのこと
・縁起が良いもの。富士山は高くて大きい、鷹はつかみ取る、茄子は「成す」に通じる
特に「富士山」は、夢の中でくっきり見えるほど縁起がよいのだそうです。富士山に登っていく夢も吉兆として挙げられています。また富士山に並んで「太陽」も縁起がいいとされ、「開運のサイン」とも呼ばれているのだそうです。
さて、中中生のみなさんはどのような夢を見ましたか。
7日(金)からは、いよいよ3学期がスタートします。今年一年の初夢ならぬ「目標」をしっかりと立ててほしいものです。旭堂鱗林さんのお話にもあったように、今年一年「笑顔」と「ありがとう」の感謝の気持ちを忘れずに、自分自身の目標に向かってこつこつと努力をしていってほしいと願っています。

※写真は、本日5日の朝撮影した伊吹山の様子です。一宮市からも伊吹山がきれいに見えました