9月30日(木)ムラサキシキブとワレモコウ(校長先生より)
- 公開日
- 2021/09/30
- 更新日
- 2021/09/30
校長室
本日、職員玄関の花瓶(かびん)に生けてあった花が新しくなりました。本校の職員が生けてくれたものです。
以前にも紹介しましたが、紫色の粒粒の実がいっぱいついているのが「ムラサキシキブ」です。「ムラサキシキブ」は、珍しい紫色の光沢がある実をつけます。古くから日本に自生して親しまれてきた植物の一つで、美しい花や実をつけることから親しまれてきました。
ムラサキシキブの花言葉は「聡明(そうめい)」、「上品(じょうひん)」だそうです。「聡明」や「上品」は源氏物語の作者で有名な紫式部から由来してつけられた花言葉だと言われています。
線香花火のように先端に丸い花がついているのが「ワレモコウ」です。「ワレモコウ」は、バラ科の多年草で、晩夏から秋にかけて日当たりのいい野原や川辺に咲く野草です。そのきゃしゃで風にそよぐ草姿は風情があり、茶花にも使われています。
夏から秋にかけて、細い茎の先に小さな花が卵形に集まって咲くのが特徴です。
花の色は渋い赤色や紫色で、小花が集まって咲いているように見える部分は、花びらではなく葉っぱが変化した萼(がく)と呼ばれる部位になります。
ワレモコウの花言葉は「変化」「もの思い」だそうです。「変化」の花言葉は、上から下に向かって順に花を咲かせることにちなむといわれます。「もの思い」の花言葉は、細長い茎を風に揺らす姿から連想されたともいわれます。
赤いケイトウ、黄色いケイトウ、オレンジ色のケイトウ、百日草とともに、職員玄関を明るくしてくれています。