9月22日(水) 秋の七草「萩(ハギ)の花」 (校長先生より)
- 公開日
- 2021/09/22
- 更新日
- 2021/09/22
校長室
萩(ハギ)は7月〜9月にピンクや白、紅(べに)紫色(むらさきいろ)をした花を枝先に咲かせます。地方によっては、開花期に見られる「中秋の名月」に月見団子に萩(ハギ)やススキをそえて供える風習が残っているそうです。
萩(ハギ)の花はその美しさから、「秋の七草」として古くから日本人に愛されてきました。「万葉集」でも 萩(ハギ)を秋の季語とした、たくさんの歌が詠まれています。
萩(ハギ)の花は、その姿は控えめながら、たくましさを感じさせることから、「思案」「内気」「柔らかな心」「柔らかな精神」という花言葉がつけられたといわれています。一宮市にも、萩の名前がついた「萩原小学校」「萩原中学校」という学校がありますね。
一宮市のお隣の稲沢市には、円光禅寺というお寺があって、そのお寺は萩寺といわれて、萩の名所になっています。円光禅寺というお寺がある矢合(やわせ)地区は、古くから萩の名所として知られていました。
(写真は、9月20日(月・祝)に円光禅寺で撮影したものです。)
中中生のみなさんも、秋の七草の「萩の花」を少し意識しておいてくださいね。