中部中日記

9月11日(土)柿の実(校長先生より)

公開日
2021/09/11
更新日
2021/09/11

校長室

一宮市も駅から少し離れると、柿の木をよく見かけると思います。柿の実は、今まだ青い状態で、とても食べることはできませんが、次第に実もおおきくなってきて、色づき始めています。
きっと柿が大好きだという中中生も多いと思いますが、柿は体を冷やす性質もありますので、一度に食べすぎないようにきをつかけたいですね。
 柿を詠った最も有名な俳句としては、正岡子規(まさおかしき)の俳句だと思います。
柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺 (正岡子規)

 正岡子規は、柿の旬の時期には、一度に5個も6個も食べるほど柿が大好きだったそうです。そして、奈良の町も大好きだったそうです。中中生のみなさんも、小学校の時に奈良に修学旅行に行ったと思います。次の2句も正岡子規が詠んた奈良と柿の俳句です。

奈良の宿 御所柿くへば 鹿(しか)が鳴く
渋柿や あら壁つづく 奈良の町

今のコロナ問題が終息したら、のんびりと奈良の町を散策したくなりました。