8月21日(土)中部中学校の緑のカーテン その1 (校長先生より)
- 公開日
- 2021/08/21
- 更新日
- 2021/08/21
校長室
窓や壁に、網やロープをはって、植物をからませると、ちょうどよい日よけになります。このような、植物で作った日よけのことを「緑のカーテン」といいます。植物の葉からは、いつも水が空気中に出ています。水は、空気中に出るときにまわりの温度を下げてくれるので、「緑のカーテン」を通る風はひんやりとしています。だから、日よけに使われるカーテンや「すだれ」より、「緑のカーテン」を作ったほうが、部屋の中が涼しくなるのです。
「緑のカーテン」を作るのに向いているのは、ゴーヤやヘチマ、それにアサガオなどの、つるがのびる植物です。涼しくなるだけではなく、実を食べられたり、きれいな花を楽しめたりするので一石二鳥ですね。
8月後半の今から緑のカーテンを作るのは難しいと思いますので、来年はぜひチャレンジしてみてください。また、カーテンにしなくても、緑の植物を並べるだけでも涼しく感じるので、結構効果があると思います。これなら今からでもできそうなので、中中生のみなさんもぜひ試してみてください。
ちなみに中部中学校にも職員室の南側に「緑のカーテン」が作ってあります。アサガオとゴーヤです。夏休み中に、水やりなどのお世話をずっとしてくださっている先生や職員の方たちのおかげで、しっかり育って「緑のカーテン」になっています。アサガオの花も咲き、小さなゴーヤの実もなっています。新学期になるころにはゴーヤの実ももっと大きく成長すると思います。