7月22日(木) 蓮(はす)の花 (校長先生より)
- 公開日
- 2021/07/22
- 更新日
- 2021/07/22
校長室
大ヒットしたアニメ「鬼滅の刃」のオープニング曲として人気を博したのが、Lisa(リサ)の曲「紅蓮華」です。読み方は「ぐれんげ」です。紅蓮華(ぐれんげ)というのは、赤い蓮(はす)の花という意味ですね。蓮(はす)には「清らかな心」「離れゆく愛」などの花言葉があります。この花言葉を知るだけでも、Lisa(リサ)の曲「紅蓮華」の歌詞の深さを感じます。
今朝、近所の蓮(はす)田に蓮(はす)の花の様子を見に行ったら、きれいな花を咲かせていました。これから8月に向けて次々ときれいな花を咲かせていくと思います。とても楽しみです。
以前にも紹介したと思いますが、蓮(はす)の花は早朝に咲き始め、お昼には閉じてしまうそうです。ですから、朝からお昼までが観賞できる時間です。お昼過ぎに開いている蓮(はす)の花があったら、それはその日を最後に散ってしまうお花です。午後のハス池で、ふっくらと大きく丸みを帯びた蓮(はす)のつぼみがあったら、午前中に咲いていて翌日も咲く蓮(はす)の花です。細い茎の上に乗るふっくらとした淡いピンクのつぼみは、キャンドルの灯を思わせるような可愛らしさですね。
蓮(はす)の花は早朝開き、お昼には閉じる、そのサイクルで4日間しか花が咲かないとのことです。4日目は夕方まで咲き続け、そのまま花びらを落として散っていくのだそうです。4日目になると花びらは開き切り、花芯の黄色の部分が見えるようになってきます。
今日、蓮(はす)田の蓮(はす)の様子思い出してみると、確かに花芯の部分だけになっているものが少しありました。
蓮(はす)の花は泥水のような池(蓮田)の中から真直ぐに茎を伸ばし、その先に華麗な花を咲かせます。泥から出てきても泥に汚れることはありません。このことから蓮(はす)の花は清らかさの象徴と考えられ、仏教では神聖な花とされてきたそうです。
中中生のみなさんは蓮(はす)の花を見たことがありますか? 愛西市はハスの花で有名ですね。チャンスがあったら一度実際にハスの花を見ると、その美しさに感動すると思いますよ。