中部中日記

9月29日(火) 元校長・川口和彦先生の投稿記事が新聞に掲載されました!

公開日
2026/09/29
更新日
2026/09/29

校長室

本日(9月29日付)の中日新聞「結ぶ(大人から)」のコーナーに、本校の第16代校長である川口和彦先生(現・専門学校職員)の投書記事が掲載されましたのでご紹介いたします。

記事では、高校生の投稿(認知症サポーター講座を通して感じた思いや学び)を受け、川口先生がご自身の経験や福祉の仕事への思いを寄せられています。

AIやロボット技術が進化する時代においても、「福祉の現場では人と人との関わりが今後も大切であり、人から感謝されるやりがいのある仕事であること」、そして「若い人が少しでも福祉に目を向けてほしい」という温かいメッセージが綴られています。

本校の卒業生や生徒の皆さんにとっても、これからの生き方や福祉・地域社会との関わりについて深く考える素晴らしいきっかけになる記事です。ぜひご一読ください!



以下、中日新聞記事より

タイトル『若い人 福祉に向けて』

川口 和彦 専門学校職員 (愛知県稲沢市) 64歳

6月12日付本欄「認知症への理解 深めて」を読み、認知症との向き合い方について改めて考えさせられました。

亡くなった私の祖母も、最晩年は認知症の症状が出ていました。用事がないのに何度も家族を部屋に呼んだり、ごみを散らかしたりすることがあり、私はつい強い口調で注意していました。本人の気持ちを十分に聞こうとせず、こちらの都合で物事を進めていたと思います。

投稿者は認知症サポーター講座を受講されているとのこと。将来は福祉の仕事に進もうと考えているのかもしれません。福祉の仕事は大変だとのイメージが強く、若い人には人気がありません。しかし人工知能(AI)やロボットが発展しても福祉の現場では人と人との関わりが今後も大切です。人から感謝されるやりがいのある仕事です。若い人が少しでも福祉に目を向けてくれるといいなと思います。


◆投稿の元になったのは、岐阜県の高校生からの声です。

認知症サポーター講座を受けて、認知症の方に対する考え方が少し変わりました。講座を受ける前はまだ偏見があり、周りが支えていかないと円滑に物事が進まないと考えていました。でも講座を受け、認知症の方には無理に干渉しすぎず、適度に距離をもって関わることが大切だと気づきました。否定や決めつけをせず、本人の意思や自尊心を尊重する接し方や自然な気づかいができる人間になりたいです。たくさんの人がこの講座を受けて、認知症を理解してほしいです。

(※枠外注釈) このコーナーは、これまでに掲載した20歳未満の読者投稿に寄せられた大人の声を紹介し、大人と若い世代の読者を結びます。