1月17日を忘れない―「守られる人」から「守る人」へ
- 公開日
- 2026/01/17
- 更新日
- 2026/01/17
校長室
1月17日を忘れない―「守られる人」から「守る人」へ
本日、1月17日は阪神・淡路大震災が発生した日です。 1995年のあの日から30年以上が経過しました。当時を知らない世代が中心となった今だからこそ、私たちはあの震災から学び、未来へつなげていく責任があります。
震災の犠牲になられた方々へ
まず、震災によって亡くなられた多くの方々に、深く哀悼の意を表します。また、今なお大切な方を想い、静かに今日を迎えられているご遺族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 私たちは、失われた多くの命と、その後の復興に向けた歩みを決して忘れることはありません。
「いつか」は「明日」かもしれない
自然災害は、いつ、どこで、どのような形で私たちの日常を奪うかわかりません。 「自分の学校だけは大丈夫」「うちは大丈夫」という考えは捨てなければなりません。家具の固定、避難経路の確認、非常用持ち出し袋の準備など、今すぐできる備えをもう一度見直してみましょう。
中中生に期待すること「命を守る『主体』として」
中中生の皆さんに強く伝えたいことがあります。 震災が起きたとき、皆さんはもう「守られるだけの子ども」ではありません。
自分の身を自分で守ること(自助) まずは、何があっても自分の命を守り抜いてください。あなたが無事でいることが、家族や周りの人の希望になります。
大切な人を助ける存在になること(共助) 大きな災害が起きたとき、公的な救助(公助)には限界があります。そのとき、若い皆さんのエネルギーと判断力は、地域にとって大きな力となります。 お年寄りや小さなお子さんの手を引く、周囲の状況を冷静に伝える。皆さんは、「周りの大切な人の命を守り、安全を助ける存在」になれる力をもっています。
給食や授業、部活動といった「当たり前の日常」は、決して当たり前ではありません。 震災の教訓を胸に、命の尊さを再確認し、いざという時に動ける「強さ」と「優しさ」を育んでいきましょう。