中部中日記

11月29日(土) プログラミング【3年技術】

公開日
2025/11/29
更新日
2025/11/29

3年

昨日アップできなかった3年生の技術の授業を紹介します。「ドリトルでプログラミングしよう」というめあてで学習を進めていました。「ドリトル(Dolittle)」とは、教育用プログラミング言語を使って学習することです。


◇◇ ドリトルの特徴◇◇

ドリトルは、プログラミング初心者が学習しやすいように設計された言語で、特に以下の特徴があります。

【日本語表記】命令語や変数名に日本語を使えるため、英語に慣れていない学習者でも直感的にプログラミングを始めやすいです。

【タートルグラフィックス】「カメ(タートル)」と呼ばれるカーソルを動かし、その軌跡で図形を描く(タートルグラフィックス)機能が中心です。これにより、プログラムの動作を視覚的に確認しながら学習できます。

オブジェクト指向】複雑なクラス定義をせずに、あらかじめ用意された「部品(オブジェクト)」を複製・利用しながらプログラミングの基礎(オブジェクト指向)を学べます。


◇◇授業での学習内容◇◇

中学校の技術の授業では、主に以下のような内容を学習します。

基本的な命令】カメを「歩く」「右回り」などの基本的な命令を使って動かし、三角形や四角形などの簡単な図形を描きます。

【繰り返し命令】同じ動作を何度も行う「くりかえす」命令を使い、より複雑な図形や模様を効率よく描く方法を学びます。

図形の応用】描いた図形を動かしたり、複数の図形を組み合わせたりして、アニメーションや簡単なゲームを作成します。

ネットワークの利用】チャットプログラムなど、情報通信ネットワークを利用したプログラムの仕組みを理解し、作成することもあります。


☆ドリトルを使うことで、プログラミングの基本的な考え方や論理的な思考力を、楽しみながら身につけることを目指しています。