10月27日(月) スポーツの役割【3年保健体育】
- 公開日
- 2025/10/27
- 更新日
- 2025/10/27
3年
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3年生女子の保健体育の授業のようすです。「スポーツの役割について考えよう」というめあてで学習を進めていました。スポーツは単に体を動かすだけでなく、健康・教育・文化・国際平和など、多くの面で重要な役割を果たしています。
1. 個人に対する役割 (スポーツと私)
スポーツは、私たち一人ひとりの心身の健康と成長に深く関わっています。身体面では、 運動能力の向上、体力づくり、生活習慣病の予防など、健康な体を維持・増進する基盤となります。精神面では、 運動によるストレス解消、達成感や爽快感の獲得、精神的な安定に役立ちます。
人間的な成長として、自己実現があります。 目標を設定し、努力を続けることで、自己の可能性を追求し、能力を最大限に引き出すことができます。また、自立心や判断力を育むことができます。 練習や試合を通じて、自分で考え、決断する力(判断力)や、物事をやり遂げる力(自立心)を養います。
道徳性の涵養にもつながります。 ルールを守ること、フェアプレーの精神、礼儀作法などを学びます。
2. 集団・社会に対する役割 (スポーツと私たち、スポーツと社会)
スポーツは、人々のつながりや社会全体にも大きな影響を与えます。人間関係の形成・協調性の育成という面では、チームでの活動や、対戦相手との関わりを通じて、協力すること、相手を思いやること(共栄)、集団の一員としての役割を果たすことの大切さを学びます。
地域や学校などのコミュニティでの交流を深めます。文化的な役割として、スポーツは世界共通の文化であり、人々に感動や喜びを与え、人生を豊かにする要素となります。また、国際的な大会などを通じて、国や文化、人種などの違いを越えて相互理解(リスペクト)を深めることができます。
社会的な課題解決への貢献という面では、スポーツイベントなどが地域の活性化に役立ったり、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、平和や健康、教育などの様々な分野で役割を果たすことが期待されています。