中部中日記

9月22日(月) 血液はどんなつくり?【2年理科】

公開日
2025/09/22
更新日
2025/09/22

2年

2年生の理科の授業のようすです。血液のつくりについて学んでいました。血液は、主に液体成分の血しょうと、細胞成分である3種類の血球からできています。

<血液の成分>

血液は、体重の約13分の1を占め、体内のさまざまな物質を運ぶ重要な役割を担っています。その成分とそれぞれの働きは以下の通りです。

1. 血しょう (液体成分)

血液の約55%を占める薄い黄色の液体です。主な働きとしては、: 酸素以外の栄養分(ブドウ糖など)や老廃物、二酸化炭素、ホルモンなどを運んでいます。また、体温を一定に保つ役割も果たします。

2. 血球 (細胞成分)

血液の約45%を占める細胞で、3種類あります。

【赤血球 】特徴は、中央がくぼんだ円盤形をしていて、ヘモグロビンという赤い色素を含んでいます。核がなく、血液を赤く見せています。主な働きは、 ヘモグロビンが酸素と結びつく性質を活かし、肺で受け取った酸素を全身の細胞に運ぶ役割を担います。

【白血球 】特徴は、形が一定せず、核があります。主な働きは、 体内に侵入した細菌やウイルスなどの病原体を排除し、体を守る免疫の役割を担います。

【血小板 】特徴は、不規則な形をした小さな細胞の破片です。主な働きは、血管が傷ついたときに集まって血液を固め、出血を止める役割を担います。かさぶたは、この働きによってできるものです。


これらの成分が協力して、私たちの体を健康に保つために働いてくれているのですね(^^)/