始業式 校長先生からのお話 4/7
- 公開日
- 2022/04/07
- 更新日
- 2022/04/07
人権教育・いじめ対応
始業式に校長先生のお話を聞きました。その一部です。
「1年生のみなさん、入学おめでとうございます。
2年生から6年生のみなさんも、進級おめでとうございます。
昨日は、1年生のみなさんの入学式でした。6年生のみなさんにも出席してもらい、一緒に迎えることができました。さすが6年生。いい姿勢で式に参加し、テキパキとお手伝いや片づけをしてくれました。すばらしい6年生ですね。
1年生も最後までしっかりとお話を聞くことができました。足をぶらぶらさせる子が少なく、いい姿勢の1年生がたくさんいました。1年生にしっかりとした子がいっぱいいるなあ。頼もしい1年生だなあと感じました。
今年は新しく39名のみなさんを迎えました。今年度は、269名でスタートです。新しい先生方もお迎えしました。新しい出会いを大切にしていきましょう。
さて、今日は、千秋東小学校のみなさんが、これから毎日、明るく元気に笑顔で学校に来られることを願いながら、この一年間を通して、ずっと心がけてほしいことをお話します。
それは校訓、「かしこく あかるく たくましく」についてです。校訓とは、千秋東小学校の皆さんがいつも心がけていく大切なめあてです。
今日は、その中で、「かしこく」について、話をします。
先生は絵をかくことが好きです。先生には絵の師匠が二人います。師匠といっても、弟子にしてもらったのではなく、先生が勝手に師匠と呼んでいる方です。その中の一人を紹介します。その人は、実は小学校4年生の女の子です。先生は、その子の担任で、先生になったばかりでした。その子は作品展に向けて雪だるまを作っている絵をかいていました。でも、バックに色がついていませんでした。そこで、色をぬるよう声をかけたところ、緑色でぬってきました。真夏のような絵になりました。困ったなと思い、違う色で重ねぬりするように声をかけると、茶色をぬってきました。緑色に茶色。うまくいくはずがないと思いながら絵を見ると、とてもいい感じに仕上がっていました。それ以来、先生はこげ茶色が大好きになりました。その日から、こげ茶色のすばらしさを教えてくれた4年生の女の子が、先生の師匠となりました。今でも、一番好きな色はこげ茶色です。その子は、もう一つ、先生に大切なことを教えてくれました。「誰からでも学べるんだよ」ということです。
先生は、子どもたちから学ぶことがたくさんあります。いろいろな人から学びます。みなさんはどうですか。学ぶ気持ちがあれば、誰からでも学ぶことができます。時には、自然から学んだり、本から学んだりもします。学ぶチャンスはいろいろなところに、いっぱいあります。
「かしこく」なるために、ぜひ、学ぼうとするアンテナをしっかりとはり、学ぶチャンスに気づいてください。生かしてください。
もう一つ、みなさんにお願いしたいことがあります。それは、
「命を守ること」です。これは一生続けてください。命を失うことの一つに、「いじめ」があります。絶対にいじめをしないと約束してください。千秋東小の先生方も、いじめは絶対に許しません。
もう一つは、交通事故です。飛び出しをしない。自転車に乗るときはヘルメットをかぶるなど、交通事故にあわないように、自分の命は自分で守ってください。
(中略 担任紹介など)
一年間、一緒に千秋東小学校で楽しく過ごしましょう。よろしくお願いします。