学校日記

11/29 人権集会(校長講話)

公開日
2021/11/29
更新日
2021/11/29

人権教育・いじめ対応

 今朝の朝礼は、12月4日〜10日の人権週間に合わせて、校長先生の人権についてのお話を聞きました。タイトルは、「うちのかぞくは、みんな悪い!」です。

 今朝は、先生の大好きなお話をしましょう。とある家族の話。題して、「うちのかぞくは みんな悪い!」さあ、どんなおそろしい、怖い、ぐろい家族の話なのでしょう。


 今日、私が学校から帰ると、お母さんが「お兄ちゃんの机を拭いていて、金魚鉢を落として割ってしまった。もっと気をつければよかったのに、お母さんが悪かった」と言いました。

 するとお兄ちゃんは「僕が端っこに置いておいたから、僕が悪かった」って、言いました。

 でも、私は思い出しました。きのうお兄ちゃんが端っこに置いたとき、私は「危ないな」と思ったのに、それを言わなかったから、私が悪かったと言いました。

 夜、帰ってきてそれを聴いたお父さんは、「いや、お父さんが金魚鉢を買うとき、丸い金魚鉢ではなく、四角い方にすればよかったなぁ。お父さんが悪かった」と言いました。

 そして、みんなが笑いました。うちはいつもこうなんです。うちの家はいつもみんなが悪いのです。というお話です。


 さて、みなさん、この家族、怖くて、ぐろい人たちでしたか?本当にみんな悪いのでしょうか?そんなことはありませんね。とっても素敵な人たちです。他の人を思いやり、自分を悪く言って、かばおうとしていました。悪いどころか、幸せな家族ですね。

 先生は、みんなにも、こんな家族の一員、そして、学級の一員、学校の一員となってほしいのです。他の人をかばうのもよいですが、自分の思いばかりを優先させることなく、他の人を思いやり、やさしく接していってほしいのです。
 これを難しい言葉で「尊重」と言います。ほかの人のことを重んじ、優先的に考える、大切に考える という意味です。クラスや通学団でトラブルがあった時、あの子が悪い、私は悪くないと思い込む前に、あの子はこういう考え方をしたのかな、自分に足りないことはなかったかなと考えることも、大切ですね。

 絶対にしてほしくないのは、仲間外れにしたり、仲良しグループだけで固まって、他の子が同じものを持つのを嫌がったり、仲間に入るのを認めなかったり、その場で聞いてもわからない話をわざとしたり、無視をしたり、SNSで悪口を発信したり、グループはずしをしたり など、人を傷つけるようなことはないでしょうか。また、一人で悩んでいる人はいないでしょうか。

 自分も友達も、違うところがあっても、みんな大事な人間同士です。人間、違いがあるからオモシロいのだし、そもそも違いは、まちがいではないのですから、その違いを尊重し合い、相手の気持ちを考えること、お互いを大切にし、助け合い、生きていくことは大事なことです。

 嫌だなと思うことがあったら、自分から「いやだな、やめてね」と伝えることも大切。でもそうやって言い返せない時は、近くにいる友達でもいいし、おうちの人でもいいし、先生でもいいので、伝えましょう。先生たちは、いじめは絶対に許しません。

 私も、先生方も、皆さんのことが大好きです。皆さんのことを大切に見守っています。
ふわふわ言葉と笑顔で、千秋東小学校の児童は かしこく あかるく たくましく 育ってほしいと願っています。一致団結して、あたたかな学校をつくっていきましょう。