12/16 全校朝礼より
- 公開日
- 2019/12/16
- 更新日
- 2019/12/16
できごと
今日は、「地域への感謝」についてお話しします。
この小学校は、本当に恵まれているなあ、みんなは幸せな子どもたちだなあと強く思います。それは地域の方々、お年寄りの方々の支え、協力のことです。
日頃は、暑い日も寒い日も登下校で安全を見守ってくださったり、田や畑で稲、さつまいも、イチゴなどの収穫や農業体験をさせてくださったり、みんなが遊んでいるときに危険を感じれば声をかけてくださったり、けがをしている子がいればすぐに家や学校に連絡をくださったり、みんなのため、学校のためにと花壇の手入れや、読み聞かせや、クラブの先生として活動してくださったりと、きりがありません。
地域の方々には、どれほど感謝しても感謝し足りないと思っています。
特に、11月からは、地域のお年寄りの方々に、学年ごとにいろいろな行事の中で、たくさんのことを教えていただく機会がありました。1年生は「昔あそび」2年生は「おいもパーティー」3年生は「祢々の里での交流」4年生は「グラウンドゴルフ」5年生は「餅つき」そして、今日は、6年生のしめ飾りがあります。
行事が終わって、皆さんはお礼の手紙を書いています。それは、人として忘れてはならないことです。「ありがとうございました。」と心を込めて言う、伝えることは、生きていく上でとても大事な行為です。そして、地域の方たちは、「皆さんからの手紙はとても心が温まり、読むのが楽しみです。」、「手紙を読んで元気をもらいました。児童の皆さんに感謝しています。よろしくお伝えください。」という声をたくさんいただいています。
学校が一つの行事をする時、学校がお願いして、地域の方々に協力して準備をしてもらったり、教えてもらったりします。だから、学校がお礼を言うのは当たり前のことです。それなのに、地域の方から、感謝の言葉が届くのです。
この地域のよさ、温かさを感じずにはいられません。
皆さんのことを心から可愛い、大切に思っている、大事にしたい、そういう気持ちから、地域の方々も快く動いてくださるのです。
こういう方々のおかげで、皆さんは他の小学校ではやれない貴重な体験をすることができます。皆さんには、地域の方々に見守られていることを実感するとともに、地域のよさ・温かさを知り、守り、それを「つないでいく」大人になってほしいと願っています。
そして、いろいろと助けてもらっているみなさんだからこそ、困っている人を見かけたら、今度はみなさんから手を差し伸べて、手伝う、助ける、それが自然にできる人になってほしいと思っています。