学校日記

8/5 全校朝礼 校長先生のお話から

公開日
2019/08/05
更新日
2019/08/05

人権教育・いじめ対応

夏休みに入って2週間以上が過ぎました。皆さん健康安全に気をつけて生活できましたか。

こうして今日、元気に登校できた皆さんの顔を見ると、本当にうれしくなります。

5年生の子は、8月1・2日、1泊2日の野外教育活動、キャンプに出掛け、時間などルールやマナーをも守り、仲間を大切にし、自分の役割を果たそうとした5年生の素晴らしさをたくさん発見したキャンプになりました。

また、8月3日と4日のミニバスケットボール大会では、リードされていても自分や仲間を信じ、最後まであきらめずボールを追いかけたり、応援したりした結果、見事に勝利を収めることができました。

今日は、平和についてお話をします。

今から70年以上前のことです。日本は、アメリカを始めとする世界のいろいろな国と戦争状態にありました。このとき、皆さんの住む一宮の町も大変なことになっていました。
一宮市は、1945年7月に2度、空を埋め尽くす爆撃機からたくさんの爆弾を落とされました。この2回の空襲によって、1万軒をこえる家が被害にあい、727名の方が無くなり、4000名を超える方が負傷するなど大変悲しい出来事が起きました。


この悲しい出来事から約半月たった8月15日に戦争は終わりました。そして、今日まで、戦争のない平和な日々が続き、今の平和な生活が、当たり前のようにさえ感じています。しかし、この戦争で失われたたくさんの尊い命このことを決して忘れてはいけないと思います。

今でも世界では、いろいろなところで争いが起こり、みんなと同じくらいの年齢の子が争いのために学校で勉強ができなかったり、家族や家を失い、食べるもの、着るものもなく苦しい生活をしていたりします。あるいは銃に撃たれたり爆弾に当たったりして命を落としている子どもがいることを知らないといけません。

8月6日は広島に、9日は長崎に原子爆弾が落とされ、8月15日は終戦記念日として、戦争でなくなった方を弔い、平和の大切さをかみしめる記念行事が行われます。皆さんも平和とは何か、平和の大切さについてお家の人と一緒に考えるよい機会にしてください。