学校日記

12/11 テレビ朝礼(「地域への感謝」)

公開日
2017/12/11
更新日
2017/12/11

できごと

 児童週番長からの連絡、児童会会長による朝のあいさつに続き、応募作品の表彰伝達がありました。受賞された児童の皆さん、おめでとうございます。
 校長先生からのお話は、「地域への感謝について」です。以下に、その内容を掲載します。


 今日は、「地域への感謝」についてお話しします。千秋東小学校は、本当に恵まれているな、みんなは幸せな子どもたちだなと強く思います。それは地域の方々、お年寄りの方々の支え、協力のことです。日頃は、暑い日も寒い日も登下校で安全を見守ってくださったり、田や畑で稲、さつまいも、イチゴなどの収穫や農業体験をさせてくださったり、みんなが遊んでいるときに危険を感じれば声をかけてくださったり、みんなのため、学校のためにと花壇の手入れや読み聞かせやクラブの先生として活動してくださったりと、きりがありません。地域の方々にはどれほど感謝しても感謝し足りないと思っています。
 特に、11月12月には、地域のお年寄りの方々から、学年ごとに行事の中で、たくさんのことを教えていただく機会がありましたね。行事が終わって、皆さんはお礼の手紙を書いています。それは、人として忘れてはならないことです。「ありがとうございました」と心を込めて言う、伝えることは、生きていく上でとても大事な行為です。実は、皆さんからの手紙を読んでまた、地域の方からお返しの手紙が届きました。読んでみます。
 
 「11月20日、東小学校に夫婦でお邪魔して、かわいらしい皆さんと昔遊びをさせていただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。また、今日は皆さんからの優しいお手紙を教頭先生からいただき、一枚一枚、ありがたく読ませていただきました。私たちへの気遣いなど、こちらの方が皆さんから学ぶことが多くありました。
 校長室までお迎えに来てくださり、手をつないで教室まで連れて行ってくださった時のあのぬくもりがまだ私たちの手の中に残っています。昔遊びは私たちがどれだけお役に立てたのか、心配だったのですが、「楽しかった!」とお手紙に書いてあったので少しホッとしています。また今度一緒に遊べたらと思っています。
 楽しい時間と心のこもったお手紙ありがとうございました。最後に、寒くなりますが、お風邪などひかないように、元気で友達と仲良く、楽しい学校生活を送ってくださることを心から祈っています。」

 いかがでしたか。学校がひとつの行事をする時、学校がお願いして、地域の方々に協力して準備をしてもらったり、教えてもらったりします。だから、学校がお礼を言うのは当たり前のことです。それなのに、地域の方から、またお礼の手紙が届くのです。この地域のよさ、温かさを感じずにはいられません。皆さんのことを心からかわいい、大切に思っている、大事にしたい、そういう気持ちから、地域の方々も快く動いてくださるのです。こういう方々のおかげで、皆さんは他の小学校にはない貴重な体験をすることができます。
 皆さんには、地域の方々に見守られていることを実感するとともに、地域のよさ・温かさを知り、守り、それを「つないでいく」大人になってほしいと願っています。助けてもらっているのだから、困っている人を見かけたら、今度は皆さんから手を差し伸べて、手伝う、助ける、それが自然にできる人になってほしいと思っています。