12/4 人権週間に寄せて
- 公開日
- 2017/12/04
- 更新日
- 2017/12/04
人権教育・いじめ対応
今日の朝礼の時間に、校長先生から人権についてのお話がありました。以下は、その内容です。
先週の金曜日の児童集会では、児童会・代表委員会の人たちが、皆さんにとてもわかりやすく「人権」について発表をしてくれましたね。ヒーロー「ちひがしマン」も登場して、遊びの場面、話し合いの場面では、こんなふうにしたら?と教えてくれましたね。
今日から10日まで人権週間です。どの人もみんな同じように持っている「人権」。誰もがみんな、毎日、明るく、元気に、楽しく、生きていけるように、そういう世の中にしていくために…私たちはどんなことに気をつけていけばよいでしょうか。
11月の中旬に、5年生の授業に私も一緒に参加させてもらいました。「いじめにあたることかどうか」について学級のみんなで話し合う時間でした。
例えば、「友達をあだ名で呼ぶ。」「学校帰りに自分の荷物を持たせる。」「急いでいたので、友達に話しかけられたのに答えずに立ち去る。」いつもの生活の中でありそうなことばかりですよね。10個ほど挙げられた項目を、一つ一つ「いじめにあたるかどうか」、どの子も真剣に自分を振り返り、どんな生き方をしていくとよいか真剣に考えていました。授業後の感想に、「いつも平気でしている自分の行動で、友達に嫌な思いをさせてしまっているかもしれない。」とありました。
そうですよね、仲良しのつもりであだ名で呼んでいるけれど、ひょっとしたら言われている子が呼んでほしくないあだ名だったら…と考えると、やめたいことですよね。この授業に参加して、私は、こういうことに気づける素敵な子たちがいっぱいいる千秋東小学校を心から誇りに思いました。
自分も友達も、みんな大事な命ある人間です。違うところがあっても、みんな大事な命ある同じ人間同士です。相手を思うこと、相手の気持ちを考えること、お互いを認め合い、お互いを大切にし、お互いに助け合い、生きていくことがとても大事なことです。嫌だなと思うことがあったら、自分から「いやだな、やめてね」と伝えることも大事なことです。でもそうやって言い返せない時は、近くにいる友達でもいいし、おうちの人でもいいし、先生でもいいので、伝えましょう。先生たちは、いじめは絶対に許しません。
私も、先生方も、皆さんのことが大好きです。皆さんのことを大切に見守っています。この千秋東小学校は、「宝物がいっぱい詰まった、思いやりのある温かい、素晴らしい学校だよ」と自慢できるように、これからもみんなで仲良く、力を合わせて頑張っていきましょう。