小話づくり 国際交流クラブ 9月11日
- 公開日
- 2023/09/11
- 更新日
- 2023/09/11
児童会・委員会・クラブ
国際交流クラブでは、日本と韓国・朝鮮の言葉や文化の違いに着目した小話づくりを行いました。作品をいくつか紹介します。(少し改変してあります。)
1 ある日、一人の日本人が韓国の学校へ転校しました。あるとき、分からない問題があったので「先生」と呼びました。しかしクラスメイトは「先生様」と呼んでいます。そこで、「先生様」と呼んだら来てくれました。
2 韓国の小学校の運動会で、仲良しの2人が一緒に弁当を食べていました。2人は、弁当箱を何回振るのか決めていました。1人は23回、もう一人は17回でした。2人は、何回振るのがいいかという話題でけんかになりました。そこに別の人がやってきて、「23回と17回の真ん中をとればいいんじゃないか」と言いました。2人はそれに賛成してまた仲良くなりました。
「先生様」「父母様」「先輩様」など、韓国・朝鮮語では、人名や役職名などの後に「님(ニム、様)」という語を付けます。日本語の「様」よりも幅広く用いられます。また、韓国では弁当を振って食べることがあります。こうした情報を入れ込んで、小話として表現しました。