3月19日(水) 6年ウェブ展覧会『卒業作文』
- 公開日
- 2025/03/19
- 更新日
- 2025/03/19
6年
題【6年生で頑張ったこと】
6年生をふり返ると、たくさんの頑張ったことがあるが、一番心に残っていることは、6年生の後期児童会選挙のことだ。
この学校の児童会選挙は、4年生の後期から立候補できる。私は「学校の代表になって、学校をより良くしたい。」と思い、4年生のときに来年度の前期児童会選挙、5年副会長に立候補した。結果は、落選。5年生になってもう一度挑戦しようと思い、副会長に立候補した。でも、なれなかった。私は悔しくて、6年生会長に立候補した。それでも、だめだった。3回挑戦して、3回落選した私は「こんな悔しくて、悲しい思いはもうしたくない。」と思い次の選挙には出たくないと思った。
そして・・・小学校で最後となる、後期児童会選挙の時期が来た。担任の先生に「立候補する?」と聞かれたが私は、断った。
家に帰って母にこの話をすると「立候補したら?」と言われたが、私は「あんな悔しくて悲しい思いはもうしたくない。」と言った。しかし、母は「最後なんだからやれば。」と声をかけてくれた。母の言葉を聞き「確かに・・・小学生生活最後のチャンスだ。」と思った。そして、6年会長に立候補することにした。原稿を作り、先生に見せた。そしたら、先生がたくさんアドバイスしてくださった。家に帰ってからも母が練習を手伝ってくれた。さらに、クラスのみんなも練習につき合ってくれた。
いよいよ、本番。これまでに、たくさん練習したので、本番はハキハキ喋れた。そして、選挙結果発表の日。放送で、会長の名前を呼ばれたのは、私の名前。クラスのみんなが拍手をしながら「おめでとう。」と言ってくれた。私は、嬉しくて、嬉しくて、泣いてしまった。先生も泣いて喜んでくださった。家に帰って母に「会長になれたよ。」と言ったら、母も泣いて喜んでくれた。
児童会選挙で、何度も落選し、悔しくて、悲しい思いをしたけれど、児童会選挙を通じて「諦めずに挑戦すれば必ず叶う」ということを知った。この言葉を忘れずに、中学生になっても諦めずに色々なことに挑戦したい。そして、支えてくれた両親や担任の先生に感謝の気持ちを忘れず、これからもがんばっていきたい。