3月19日(水) 6年ウェブ展覧会『卒業作文』
- 公開日
- 2025/03/19
- 更新日
- 2025/03/19
6年
題『胸の高鳴るほうへ』
小学校生活6年間を振り返るとたくさんの思い出があるが、その思い出の中でこれからも大切にしたいと思っている言葉がある。それが、「胸の高鳴るほうへ」という言葉だ。この言葉は、私のお母さんがいった言葉である。私がこの言葉を選んだ理由は、ピアノの発表会でのことがあったからだ。
冬にピアノの発表会があって、先生に勧められた。私は、発表会に出ようか迷っていた。先生以外、誰かにピアノをひいてと言われると緊張して、頭が真っ白になってひけなくなってしまう。また、「失敗したらどうしよう」や「自分にできるか」など、不安や自分に自信がなかった。いとこの発表会の動画を見ると、上手にすらすらとひいていて、かっこよかった。「どうしていとこにはできて、自分にはできないんだろう」と考えていた。そんなとき、お母さんが「胸の高鳴るほうへいけばいい。自分が出たくなければ無理してでなくてもいい。でも挑戦することはいいことだよ。」と言った。お母さんは、私に、挑戦することを教えてくれたのだ。結果、発表会に出ることにした。緊張したが、ミスなくひけて、嬉しかったし、楽しかった。
私は、「どっちでもいい」や「何でもいい」と言うことが多い。自分で決めたことは、ほとんどない。お母さんは、自分で判断することを教えてくれた。私もこれからは、自分の思う道を歩んでいこうと思う。「胸の高鳴るほうへ」この言葉をいつになっても大切にしたい。